効果的な棚割を作成するためには棚段効果指数とフェイス弾力性についての理解が重要です。昨年度から継続して、POSデータと棚割データを用いた分析を行います。
また過去の研究で作成した分析モデルをベースに、新たなデータソースを用いて最新の指標を作成し、実用性を高めます。
特定のブランドへの愛着・こだわりである「ブランド・コミットメント」(BC)と、様々なブランドの情報を収集し、使い比べてみたいという意欲である「バラエティ・シーキング」(VS)の2軸を用いて、カテゴリーを分類します。
BC/VSによるカテゴリー特性の把握によって、より効率的な品揃えやスペースマネジメント、販促の方向性を探ります。
ショッパーの買物に関する意識や行動の実態および変化を把握するため、インターネット調査として「ショッパーマインド定点調査」を年4回実施します。
本年度は、各小売業態の利用状況、買物に対する考え方に加えて、値上げに対する消費者の意識、コロナ後の行動制限が解除されてからの意識や生活実態などについても調査します。
本調査は、3か月に1回、定点調査として実施しているため、変化の兆しに気づくことができ、店頭施策に素早く反映させることができます。
調査で聴取する代表的な項目(大項目)は次の通りです。
研究の推進には、買物意識調査のほか、以下のような調査・データを用います。