-購買行動・買物意識に関するマルチクライアント調査・研究-ISM・ショッパー研究プロジェクト

2023年度のテーマ

ISM基礎研究

  • ブランド・コミットメント/バラエティー・シーキング(BC/VS)
  • 棚段効果・フェイス効果
  • バイヤーヒアリング

ショッパー対応研究

  • 商品の値上げ対応
  • コロナ後の消費者行動の変化への対応
  • 持続可能な社会への対応
  • シニア、若年層の対応 等
※ショッパー対応研究は、参加企業からの要望により変更することがあります。

ISM基礎研究

ゴンドラ内陳列位置別販売力(棚段効果指数)と陳列フェイス数の効果(フェイス弾力性)の研究

効果的な棚割を作成するためには棚段効果指数とフェイス弾力性についての理解が重要です。昨年度から継続して、POSデータと棚割データを用いた分析を行います。
また過去の研究で作成した分析モデルをベースに、新たなデータソースを用いて最新の指標を作成し、実用性を高めます。

ブランド・コミットメント/バラエティー・シーキング(BC/VS)の研究

特定のブランドへの愛着・こだわりである「ブランド・コミットメント」(BC)と、様々なブランドの情報を収集し、使い比べてみたいという意欲である「バラエティ・シーキング」(VS)の2軸を用いて、カテゴリーを分類します。
BC/VSによるカテゴリー特性の把握によって、より効率的な品揃えやスペースマネジメント、販促の方向性を探ります。

ショッパー対応研究

買物意識調査(ショッパー・マインド定点調査)

ショッパーの買物に関する意識や行動の実態および変化を把握するため、インターネット調査として「ショッパーマインド定点調査」を年4回実施します。
本年度は、各小売業態の利用状況、買物に対する考え方に加えて、値上げに対する消費者の意識、コロナ後の行動制限が解除されてからの意識や生活実態などについても調査します。
本調査は、3か月に1回、定点調査として実施しているため、変化の兆しに気づくことができ、店頭施策に素早く反映させることができます。

調査で聴取する代表的な項目(大項目)は次の通りです。

●小売業態別の利用実態
●買物に対する考え方
●商品の値上げに対する意識・対応行動について
●コロナ下での意識・行動と今後の行動について
●生活の状況
●個人や世帯の属性など
※調査項目は参加者から要望を募り、スポット項目を追加することもできます。

研究の推進には、買物意識調査のほか、以下のような調査・データを用います。

  • 過去の研究プロジェクトで実施した既存研究の活用
  • 小売会員社から提供されたPOS・ID-POSデータ
  • 小売会員社における店頭調査・実験
  • 消費者購買データ(QPR)
  • 特定テーマを目的に実施するインターネット調査
  • 統計データ 等