-購買行動・買物意識に関するマルチクライアント調査・研究-ISM・ショッパー研究プロジェクト
※第1回目は7月17日(木)午後にハイブリッド形式(会場とオンライン)で実施します。

ショッパー暮らし向きD.I.

ショッパーマインド定点調査は、流通経済研究所で長年取り組んでいる製・配・販の共同研究プロジェクトであるISMショッパー研究プロジェクトの中で、2019年より継続して実施しているインターネット消費者調査です。
本調査は、3か月ごとにショッパーの購買や生活の動向を捉えるために実施しています。
今回、調査結果の一部である、「ショッパー暮らし向きD.I.」の結果を公表します。

ショッパーマインド定点調査

  • 2025年4月調査
  • 2025年4月25日~4月30日に実施
  • 年代10歳刻み20代から70代までの男女の12セル各セル200人の2,400人の回答結果
  • マーケティングアプリケーションズによる調査

「暮らし向きD.I.」とは、現在の暮らし向きについて、3か月前と比べて「よくなった」「ややよくなった」「変わらない」「やや悪くなった」「悪くなった」の5段階で聴取し、「よくなった」「ややよくなった」と回答した割合から「やや悪くなった」「悪くなった」と回答した割合を引いて算出した値です。
2023年1月から2025年1月までの間、-20から-10.3の間で推移していましたが、2025年4月に-35.2と大きく低下しました。
米をはじめとした食料品の値上げが進む中、賃金の上昇が追い付いていないこと、米トランプ大統領による関税政策で、経済の先行きが不透明であることなどショッパーのマインドは、一層落ち込んでいると考えられ、消費や購買を増やすための刺激策が求められています。
流通経済研究所では、今後も「暮らす向きD.I.」の動向をホームページに公開していく予定です。