情報連携ワークショップ・ワーキンググループ

効果的情報連携に向けたEDIワーキンググループ

開催概要

製配販における情報連携をテーマに、より効果的に情報連携を促すための標準的業務モデルやEDI標準の検討を行う参加者主体型のワーキンググループ(WG)です。年間10回程度の会合により議論検討を行い、成果を取りまとめます。

今年度研究テーマ

下記のテーマを中心に議論を行う予定です。

①新たな情報を有効活用するための情報連携の研究
②今後を見据えた新たなEDIの研究

※参加者合意のもと、他のテーマを優先する場合があります。

<EDI(電子データ交換)とは>
異なる企業間で、商取引のためのデータを、通信回線を介して標準的な規約(可能な限り広く合意された各種規約)を用いて、コンピュータ(端末を含む)間で交換することを指します。

スケジュール

開催日 年10回。初回会合(6月)にて、次回以降のスケジュールを決定して頂きます。
※年10回以外に自主的なミーティングを開催する場合があります
開催時間 各回14時00分~17時00分 (会合により時間は変動することがあります)
開催地 東京
参加対象 参加企業に制限はありません。1社最大3名まで登録ご参加頂けます。
年間での継続的なご参加を前提とし、各社1名取り纏め担当者を設定頂きます。
営業企画部門、情報システム部門、ネット事業部門の方などのご参加を想定しています。
参加年会費 15万円(税別)
※ワークショップご参加とセットで25万円(税別)

本WGの特徴

1.協働の歴史の中で培われたWG

 本WGの前身は、製配販が集い活動を行ってきた日本GCI推進協議会(GCIジャパン)のEDIWGです。GCIジャパンで培われた協働の精神やユーザー主体型の運営方式は引き継いで活動を運営していきます。参加者間の自主的な交流・懇親会も積極的に行われており、協働を生み出すプラットフォームとしても期待できます。

2.立場を超えたフラットな議論の場

 本WGは役職や企業の立場を超えて、あるべき姿とその課題解決に向けた方向性、方法を検討する場です。業界団体・組織では企業の代表としての意見を求められることが多いため、意見集約の難しさがあります。一方、本WGではあるべき姿と実務上解決すべきハードルに焦点をあてることで、よりフラットな立場で検討できるところに特徴があります。

3.最新情報の共有

 他の企業における事例の共有や団体の動き、海外の動向など、参加者間の情報共有を通じてEDIや流通BMSを取り巻く環境変化をいち早く知ることができます。これにより、情報連携に関連する業界としての動きやトレンドへの対応を自社として検討する際、参考となる情報を得ることができます。

4.人脈形成効果

 普段接しない他企業の部署のメンバーと共通の目的で継続的に議論することにより、その場限りではない深く幅広い人脈が形成されます。その結果、本WG以外の場でも企業同士の協働や取組につながる効果が期待できます。製配販の様々な企業とのネットワークを持つ人材は各社においても貴重な存在となると考えられます。また、WGの中でリーダー等として取りまとめを行っていくことで、ファシリテーション技術向上、主体性の発揮など教育的効果も期待できます。

WGでの検討内容(2021年度)

1.新たな情報を有効活用するための情報連携の研究

■今までにないマーケティングの研究
消費市場の分析は商品中心のPOSデータから生活者中心の購買データに変わろうとしています。購買時点だけにとどまらず、使用時点~廃棄までを捉えてみると、消費の全貌が見え今までと全く違ったマーケティングへとつながってきます。いま、スマートフォンの普及や画像認識等技術の発達により、新たに多くの情報が取得可能となりましたが、、、
① 個別の取組(企業、情報毎)の限界を把握
② 購買情報の活用できるシーンの拡大と得られるメリットの推定
③ 導入投資コスト程度に応じた業界利益の研究
④ 購買データ活用のポータルやプラットフォームの普及方法の研究
⑤ RFID・電子レシートについての実証実験状況の把握
⑥ 実際の事例研究(現場視察など多数実施実績あり)および、標準化等に関する情報収集、経済産業省ほか省庁・研究団体との情報交換
などが必要であるとして研究を展開し、関係各所に提言をおこなっています。

■生活者が得られるメリットの研究
購買データは生活者=消費者のそれぞれ個人から承諾を得て、活用させていただくことになります。そのためには相応のメリットをお返ししなければなりません。 そこで、、、
① 個別の生活者に最適化されたレコメンデーションの研究
② 情報提供いただいた生活者の方に対する特別なプロモーションの実現
③ ブランドのファンになっていただいた生活者との繋がり方についての研究
④ 家庭内在庫管理(また、その実証実験や同様の研究者との情報交換)
⑤ 購買データ提供のための生活者向けポータルサイトの機能要件の策定
⑥ スマートシティ・プロジェクト等との情報交換(現在継続中、追加も検討中)
などを整えていく必要性があるとして研究を展開しています。

2.今後を見据えた新たなEDIの研究

■未来のEDIの研究
EDIは企業間のデータ交換から始まりましたが、社会環境の急激な変化にともない、より高度な標準化やリアルタイム化が急速に求められています。また、データ交換も企業間のみにとどまらず、製造者から、配送者、販売者、そして生活者(購買者や消費者)までを含めた大きな輪と捉え、これから来るライフスタイルの大きな変化に対応するための新たなEDI像を検討する必要があります。 それは、、、
① 安全なショッピング・受け取り・その他の処理を約束するEDI方式の研究
② ショッピングのAI等による補助(ポータル運営やデータごとの引越支援など)
③ ラストワンマイルを効率化するフレームワークの研究
④ 物流関連企業との情報交換
⑤ ダイナミックに商品を受け取るモデルの実現可能性の研究
⑥ 未来生活のシミュレーション(小説風モデル解説:初版は発行済、改版予定)
などの研究を通して、未来の想像を現実へと変えていきます。

■緊急復興EDIの研究
平常時のEDIのモデル研究の中で生まれた、災害時の企業・個人間のデータ交換の要件。これをさらに深耕し、具体的なモデル化を図ろうと研究を進めています。その活動内容は、、、
① 流通業・製造業の支援物資の供給手配・要望とのマッチング等の仕組み
② 支援物資の無駄削減(廃棄・不使用)、メリット解説、使用方法の伝達の研究
③ 商品知識(流通業界側にある)の効果的・効率的伝達方法の研究
④ 国土交通省、経済産業省ほか関係省庁(内閣府含む)との情報交換・提言
⑤ 防災・被災対策の専門家等との情報交換
となっており、技術革新も激しい為さらなる研究を進める予定です。

※テーマ詳細は参加者合意のもと調整いたします。

WGの運営方法

参加者自らが自主的に運営していくところに本会合の特徴があります。

1.会合の運営

参加者より、ワーキンググループの座長を選出頂きます。(2年任期)
座長がワーキンググループの運営を行います。必要に応じて、座長が副座長等を指名して運営を行います。

2.議論のスタイル

会合のリーダー(座長、副座長等)の進行により議論を進めていきます。
会合は10回程度開催します。必要に応じて自主的な会合を開催します。

3.会合の進め方

まず参加者間の共通認識を得ることから始めるため、テーマに関するこれまでの検討や動向のレビューを行います。
その上で、残課題・検討課題を確認し、その課題解決に向けた具体的な検討を複数回かけて行っていきます。
WG参加者以外の会員企業の皆様にもご参加いただき、1年間の活動成果を報告する成果報告会を開催いたします。

4.流通経済研究所の役割

参加者の募集、名簿の管理、案内・出欠確認、会場手配・設定(9回分の会合)、会員向けホームページ等の管理を行います。
WGの外部に向けた情報発信活動を支援します。
WG座長と連携し、進捗の確認を行います。

5.成果物の共有

年間で取りまとめた成果(データ等)は会員に対して電子媒体の送付及び会員ホームページ上で共有します。
2022年5月に成果報告会を行います。

6.ご参加方法有

(1)参加者ご登録のお願い
ご参加に際し、年間でのご参加者のご登録をお願いいたします。3名までご登録いただけます。
(2)各回ご案内とご返信
各回ご参加者にご案内をお送りしますので、出欠を返送ください。