ドラッグストア研究会

進め方とスケジュール

研究会の進め方

■定例報告会

2023年6月~2024年3月に、計5回の定例報告会を開催します。
※2023年度は、全回「Web配信」(リモート)で開催します。
※テキストは、専用ホームページからダウンロードいただく形となります。
※2024年6月以降も継続開催予定です。

■報告プログラム

 定例報告会のプログラムは、流通経済研究所による調査研究報告と、外部講師の講演で構成します。

1. ドラッグストア業態と主要企業(上場12社)の研究
  • 6月(速報/2-3月期決算企業中心)、11月(確報/5-6月期決算企業中心)の2回で報告します。
    ドラッグストア業態の動向と、個別企業(上場12社)の 直近決算分析を中心に報告します。
2. ドラッグストア・チェーン研究
  • 注目チェーンや、新店・新フォーマット店舗の出店が行われている注目エリアを取り上げ、報告します。
    現地取材によるドラッグチェーンの店頭の最新動向や、スーパーなど他業態を含む競合状況や対応策などを、考察をまじえて報告します。
3. 実務家講演
  • 外部講師として、ドラッグストアの実務家やドラッグストア業態に関わる専門家の講演を予定しています。
4. ドラッグストア主要チェーン利用者に関するショッパー調査・データ分析報告
  • 立地やMD戦略に個性があるドラッグストアチェーンは、それぞれどのようなショッパーがどのような「買物目的」で利用しているのか、弊所独自のWeb調査を実施し、主要チェーンに求められる価値を探り、メーカー・卸売業の提案ポイントを考察します。
  • ドラッグストアの主要チェーンにおけるショッパーの購買カテゴリーを分析し、マーチャンダイジングを改善するためのポイント、「ドラッグストア・マーチャンダイジングKPI」を報告します。
5. ヘルスケア産業・流通と政策展開
  • ヘルスケアに関連する市場・制度の最新状況(直近1年間の動向)を概観し、ドラッグストアをはじめとしたヘルスケア産業のビジネスチャンス、企業対応の現状と課題点を探ります。

参加者の声

  • “ドラッグストアの成長要因・今後の考察が非常に参考になった”
    (メーカー)
  • “企業毎の戦略・課題が明確に示されていて、これからの提案にすぐに活かせる内容”
    (卸売業)
  • “ヘルスケア産業に関する法規制や方向性、今後のポテンシャルや自社業務の関連を検討する上で、実務家講演が大変参考になった”
    (メーカー)
(2022年度「ドラッグストア研究会」より)

スケジュールとプログラム

■定例報告会スケジュール

今年度の報告会は、以下のようなスケジュールを予定しています。

■プログラムとテーマ

以下のようなプログラムとテーマを予定しています。

第1回 2023年6月14日(水) 13時~17時

ドラッグストア業態と主要企業(上場12社)の研究<速報>
※2-3月期決算企業(6社)中心
・ ドラッグストア上場企業の「戦略タイプ」と最新動向
・ 今後、ドラッグストアが向かう方向性と課題<考察>

第2回 9月13日(水) 13時~17時

テーマ別分析
・ 注目エリア・注目チェーン報告 :
 ウエルシアの「食品強化型」新業態開発と、九州の競合チェーン<取材報告>
・ 調査・データ分析報告 :
 ドラッグストア・ショッパー調査「九州の主要チェーンの評価」
・ 実務家講演 :
 「イオンウエルシア九州の『ドラッグ・調剤&フーズ』新店舗
 フォーマット開発と取り組みの状況、および、今後の展望」(仮題)
 イオンウエルシア九州㈱ 取締役副社長(兼)営業部長 内田悦郎氏

第3回 11月15日(水) 13時~17時

ドラッグストア業態と主要企業(上場12社)の研究<確報>
※5-6月期決算企業(6社)中心
・ ドラッグストア業態の最新動向
・ 今後、ドラッグストアが向かう方向性と課題<考察>

※1月開始コースは、第4回から2024年11月までの5回参加となります

第4回 2024年1月17日(水) 13時~17時

テーマ別分析
・ 注目チェーン報告
・ 調査・データ分析報告 : ドラッグストア主要チェーンのショッパー
  評価(消費者Web調査、QPR購買履歴データ分析)
・ 実務家講演:
  「ドラッグストアにおけるDX -推進のポイントと課題点、および今後の展望-」(仮題)
  店舗のICT活用研究所 代表 郡司昇氏

第5回 3月13日(水) 13時~17時

ヘルスケア流通・産業と政策展開
・ ヘルスケア政策の最新動向/ドラッグストアの最新概況
・ ショッパーのヘルスケアの意識と購買商品の分析
・ 実務家講演 または 調査・データ分析報告

※社会情勢、市場環境によりテーマを変更する場合がございます。
※2024年6月以降のプログラム内容は、決定次第掲載します。

研究会事務局

重冨 貴子 (公財)流通経済研究所 主任研究員

主な研究領域 ドラッグストア業態研究、消費者・ショッパー研究、ブランディング・プロダクトマーケティング(NB・PB)
経歴 東京大学文学部社会学科卒業。市場調査会社、コンサルティング会社を経て2007年入所
主な著書・論文 「ドラッグストア業態の動向と商品構成の変化、および、企業戦略の方向性」、『流通情報』2022年5月(No.556)
「生鮮食品の『機能性表示』と新たなマーケティングの可能性」、『流通情報』2018年7月(No.533)
「日本におけるPBの展開状況とPBに対する消費者意識・態度の変化」、『流通情報』2015年5月(No.514)

山﨑 泰弘  (公財)流通経済研究所 常務理事・流通店頭部門長/明治学院大学非常勤講師(マーチャンダイジング)

主な研究領域 協働マーチャンダイジング研究、ショッパー・マーケティング、POS・ID-POS分析
経歴 学習院大学法学部卒業。コンビニエンスストアチェーンを経て2005年入所
主な著書・論文 『インストア・マーチャンダイジング〈第2版〉』 日本経済新聞出版社 2016年(共著)
『店頭マーケティングのためのPOS・ID-POSデータ分析』 日本経済新聞出版社 2016年(共著)
「ドラッグストア成長機会の考察」、『流通情報』2022年5月(No.556)
「コロナ下における食品のオンライン購買状況」、『流通情報』2021年1月(No.548)

<アドバイザー>
小関 聡氏 (公財)流通経済研究所 特別顧問/TrueData顧問

1985年 ㈱十字薬局(現ウエルシアホールディングス)入社。ウエルシアホールディングス執行役員商品部長、ウエルシアリテールソリューション代表取締役社長等を経て、2020年より流通経済研究所 特別顧問、TrueData特別顧問