ドラッグストア研究会

進め方とスケジュール

研究会の進め方

■定例報告会

2022年6月~2023年3月に、計5回の定例報告会を開催します。
※2022年度は、全回「Web配信」(リモート)で開催します。
※テキストは、専用ホームページからダウンロードいただく形となります。
(2022年度の「報告資料」はダウンロードのみでのご提供となり、印刷冊子の事後送付はございません。何卒ご了承ください。)

■報告プログラム

定例報告会のプログラムは、流通経済研究所による調査研究報告と、外部講師の講演で構成します。

1. ドラッグストア業態と主要企業(上場12社)の研究
  • 6月(速報/2-3月期決算企業中心)、11月(確報/5-6月期決算企業中心)の2回で報告します。
    ドラッグストア業態の動向と、個別企業(上場12社)の直近決算分析を中心に報告します。
2. ドラッグストア・チェーン研究
  • 注目チェーンや、新店・新フォーマット店舗の出店が行われている注目エリアを取り上げ、報告します。
    現地取材によるドラッグチェーンの店頭の最新動向や、スーパーなど他業態を含む競合状況や対応策などを、考察をまじえて報告します。
3. 実務家講演
  • 外部講師として、ドラッグストアの実務家やドラッグストア業態に関わる専門家の講演を予定しています。
4. ドラッグストアに関するショッパー調査・データ分析報告
  • ドラッグストアでは、どのようなショッパーがどのような「買物目的」で利用しているのか、弊所独自のWeb調査を実施し、ドラッグストア業態や主要チェーンに求められる価値を探り、メーカー・卸売業の提案ポイントを考察します。
  • ドラッグストアの主要チェーンにおけるショッパーの購買カテゴリーを分析し、マーチャンダイジングを改善するためのポイント、「ドラッグストア・マーチャンダイジングKPI」を報告します。
5. ヘルスケア産業・流通と政策展開
  • ヘルスケアに関連する市場・制度の最新状況(直近1年間の動向)を概観し、ドラッグストアをはじめとしたヘルスケア産業のビジネスチャンス、企業対応の現状と課題点を探ります。

参加者の声

・ チェーン研究について
  • エリア特性を理解した上でドラッグストアの位置付けを把握することができ非常にわかりやすかった。
    (食品メーカー)
・ 実務家講演について
  • メーカーとして課題になっているDX・ターゲティング販促に関し、具体的な取組み・方向性が分かりやすく勉強になった。
    (食品メーカー)
(2021年度「ドラッグストア研究会」より)

スケジュールとプログラム

■定例報告会スケジュール

今年度の報告会は、以下のようなスケジュールを予定しています。

■プログラムとテーマ

以下のようなプログラムとテーマを予定しています。

第1回 2022年6月22日(水) 13時~17時

ドラッグストア業態と主要企業(上場12社)の研究(1)<速報>
※2-3月期決算企業(6社)中心
・ ドラッグストア上場企業の「戦略タイプ」と最新動向
・ 今後、ドラッグストアが向かう方向性と課題<考察>

第2回 9月21日(水) 13時~17時

テーマ別分析(1)
・ 注目チェーン報告(1)コスモス薬品(エリア拡大と店頭の最新状況、競合優位性の検討など)
・ 調査・データ分析報告(1)ドラッグストア・ショッパーの「買物目的」調査
・ 実務家講演(1)

第3回 11月16日(水) 13時~17時

ドラッグストア業態と主要企業(上場12社)の研究(2)<確報>
※5-6月期決算企業(6社)中心
・ ドラッグストア業態の最新動向
・ 今後、ドラッグストアが向かう方向性と課題<考察>

第4回 2023年1月18日(水) 13時~17時

テーマ別分析(2)
・ 注目チェーン報告(2)
・ 調査・データ分析報告(2)消費者購買履歴分析に基づく「ドラッグストア・マーチャンダイジングKPI」
・ 実務家講演(2)

第5回 3月15日(水) 13時~17時

ヘルスケア流通・産業と政策展開/2022年度研究会のまとめ
・ ヘルスケア政策の最新動向/ドラッグストアの最新概況
・ 実務家講演(3) または 調査・データ分析報告(3)
・ まとめ/2023年度研究会のご案内

※社会情勢、市場環境によりテーマを変更する場合がございます。

研究会事務局

重冨 貴子 (公財)流通経済研究所 主任研究員

主な研究領域 ドラッグストア業態研究、消費者・ショッパー研究、ブランディング・プロダクトマーケティング(NB・PB)
経歴 東京大学文学部社会学科卒業。市場調査会社、コンサルティング会社を経て2007年入所
主な著書・論文 「ドラッグストア業態の商品構成に見る市場戦略と、収益性強化の方向性分析」、『流通情報』2014年1月(No.506)
「日本におけるPBの展開状況とPBに対する消費者意識・態度の変化」、『流通情報』2015年5月(No.514)
「生鮮食品の『機能性表示』と新たなマーケティングの可能性」、『流通情報』 2018年7月(No.533) 

山﨑 泰弘  (公財)流通経済研究所 常務理事・流通店頭部門長/明治学院大学非常勤講師(マーチャンダイジング)

主な研究領域 協働マーチャンダイジング研究、ショッパー・マーケティング、POS・ID-POS分析
経歴 学習院大学法学部卒業。コンビニエンスストアチェーンを経て2005年入所
主な著書・論文 『インストア・マーチャンダイジング〈第2版〉』 日本経済新聞出版社 2016年(共著)
『店頭マーケティングのためのPOS・ID-POSデータ分析』 日本経済新聞出版社 2016年(共著)
「コロナ下における食品のオンライン購買状況」、『流通情報』2021年1月(No.548)

<アドバイザー>
小関 聡氏 (公財)流通経済研究所 特別顧問/TrueData顧問

1985年 ㈱十字薬局(現ウエルシアホールディングス)入社。ウエルシアホールディングス執行役員商品部長、ウエルシアリテールソリューション代表取締役社長等を経て、2020年より流通経済研究所 特別顧問、TrueData特別顧問