~女性営業のステップアップをめざす~女性のための営業力向上講座

講座は修了いたしました。
大勢のご参加まことにありがとうございました。

開催日
2020年1月15日(水)
会場
公益財団法人流通経済研究所

講座のねらい

1.営業に必要なベースの知識をおさえる
2.自分の興味・関心を営業に生かす
3.女性営業の先輩に学び、これから自分の目指す姿を考える

 本講座は、営業担当、また営業をサポートする部門においでの女性のみなさまが、クライアントにより役立つ提案をしてゆくための基礎的な力を身につけること、興味をお持ちの分野の知識や女性営業の仲間・先輩との交流を生かし、さらに自らの営業力を高めることを目的としています。

 本講座では、すぐに自らの行動に取り入れられるよう、営業のベースとなる知識を学ぶことができます。
 また参加者とのディスカッションやワークで、自分が知っていても活用できていない知識や気づきが意外にあることを体感していただき、それらを今後の仕事につなげてゆくためのきっかけ、ヒントを与えます。
 さらに、営業職としてすでにがんばっておられる女性の先輩方のお話を直接聞き、ディスカッションする機会も設け、長期的な自分のありたい姿を考えるためのお手伝いをします。

 みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

※女性の営業職にやりがいやキャリアを考える場を提供したいとお考えの上司のみなさま、人材育成・ダイバーシティ推進部署のみなさまに、ぜひご派遣をご検討いただければ幸いです。

開催日時 2020年1月15日(水)10:00~17:30(9:30受付開始)
のち懇親会(1時間程度、自由参加)
会  場 (公財)流通経済研究所 (市ヶ谷駅下車徒歩約5分)
東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
講  師 (公財)流通経済研究所 主任研究員  後藤亜希子
(公財)流通経済研究所 主任研究員 鈴木 雄高
(株)Work F-style 代表取締役社長  杉江 美樹氏
ゲストスピーカー 営業部門経験のある女性3名(予定)
参加費 1名35,000円、2名以上の場合1名につき30,000円(消費税別)
参加対象 メーカー、卸売業、物流業、情報システム会社などの営業部門・営業支援部門の女性の方々
※上記業種以外の場合、お申込をお受けできない場合がございます
■これまでのご参加者の声から
○今後のヒント・糸口をつかめた。まずは上司に自分を理解してもらえるよう伝える努力をしたい
○あと3時間くらい話したかったです。営業について前向きになれました
○自分にない考えがあった。グループワークでメンバーの方とたくさん会話できたのも良かった
■次のような方にご参加/ご派遣をおすすめします
○入社後数年で初期的な経験は積んだ一方、将来のキャリアパスが描けない方、今後の営業としての働き方に不安をお持ちの方
○営業としての基本的なスキルを身につけたい方
-小売業に関する数字の見方を知りたい、データの読み方や提案型営業の定石を学びたい
○自分なりの感性や経験を営業に生かしたい方
-関心領域、得意分野を営業の仕事につなげたい、情報感度を高め、アンテナを伸ばして興味の幅を広げたい
●女性営業が増えるなか、今後のロールモデルとなりうる人材を育成したい上司の方、人材育成・ダイバーシティ推進部署の方

プログラム

1.営業に必要なベースの知識をおさえる

■得意先について知り、情報収集の仕方、数値の見方を知る (10:00~11:00)

(公財)流通経済研究所 主任研究員 後藤亜希子

●小売業の業態とそれぞれの特徴を知る
-小売業の基本的な見方
-各小売業態の大手企業の顔ぶれ、移り変わり
-各小売業態の特性、強みと弱み
-見ておくべき統計とその活用方法
●企業情報の集め方
-見ておくべき情報源
-どんな情報を集めればよいか
●決算関連情報の集め方と見方
-スーパーの決算
-コンビニエンスストアの決算
●最低限見るべき経営数値をおさえる
-売上の大きさ、成長しているか、もうかっているか
-演習:スーパーの経営数値を比べてみる
(公財)流通経済研究所 主任研究員  後藤亜希子
東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。1996年より流通経済研究所勤務。
消費財メーカー向け「量販チャネル研究会」にてチェーンストアの動向分析を20年以上担当。
主な研究領域:小売業態論

■提案型営業に必要な視点を身につける (11:15~12:30)

(公財)流通経済研究所 主任研究員 鈴木雄高

●改めて考える提案型営業の重要性
-これからの営業に不可欠な消費者視点
-POSデータ分析偏重の罠
-消費者不在の商談からの脱却を目指す
●データに基づくロジカルな営業提案
-データ分析の考え方とデータを読む際の定石
-バイヤーに伝わる表現方法、資料作成のポイント

2.自分の興味・関心を営業に生かす

■自分の経験・知識・関心を提案に結びつける (13:30~15:00)

(公財)流通経済研究所 主任研究員 鈴木雄高

●今後の営業に求められる「自分ならではの視点」
-データ分析に自分なりの視点を加えることで提案に独自色を出す
-自分も買物をしている消費者である(自分の買物経験を生かす)
-自分ならではの関心事を見つめ直してみる
-自分の関心領域、得意分野と仕事をつなげるためのコツ
●グループ・ディスカッションと発表、意見交換
-提案に使えそうな知識や経験を探す(自分の経験から、他人の経験から)
-個人でなくグループとしてアイデアを出す発想のコツ
-自分なりの視点を営業提案の中でどのように生かせるか
(公財)流通経済研究所 主任研究員  鈴木雄高
東京理科大学大学院理工学研究科修了。市場調査会社を経て2009年より現職。
2010年より提案型営業力育成講座を担当。
主な研究領域:消費者行動研究、マーケティング・リサーチ

3.女性営業の先輩に学び、これから自分の目指す姿を考える

■女性営業の先輩に学び、これからの自分の目指す姿を考える(15:15~17:30)

株式会社 Work F-style  代表取締役社長  杉江美樹氏
他、営業部門経験のある女性3名

パネルディスカッションやグループワーク等を通じて、楽しみながら、自分自身がこれからどんな風に営業の仕事に向き合い、取り組んでいくのかをじっくり考えていただく時間とします。

●(パネルディスカッション)営業で活躍している女性の先輩たちに学ぶ
-女性営業の先輩のこれまでのキャリアとこれから
-質疑応答
●営業の仕事を視点を変えて見つめる
-仕事のやりがいを感じるのはどんな時?
-女性営業を取り囲む環境変化を知る
-今の時代に営業に求められていることとは
●営業の仕事を楽しむポイントを掴む
-「話すこと」より「聴くこと」が大事
-自分ブランドを作れ、など
●営業としてどんな自分でありたいのか、目指す姿を考える
-目指す姿に向かうために、今年踏み出す一歩のアクションは?
株式会社 Work F-style  代表取締役社長  杉江美樹氏
1993年、酒類飲料メーカー入社。営業推進、ロジスティクス部門を経て全社革新プロジェクトを手がける。
自ら役員に働きかけて立ち上げたプロジェクトで孤軍奮闘中に「自分が変われば相手が変わる、組織が変わる」ことを学ぶ。2008年、外資系生命保険会社に入社し、37歳で初めての営業職に挑戦。業界で世界トップ1%のセールスのみが入会できるMDRTに入る。コーチングを学んで後輩指導を行い、どんな人も大きな力を持っていること知る。2014年、株式会社Work F-styleを立ち上げ、「一人ひとりのチガイをチームのチカラに」をモットーに、女性活躍推進やチーム力アップのためのコンサルおよび研修・コーチングプログラムの提供などを行っている。

●懇親会 17:30~18:30頃(自由参加)

申込み方法

定員に達したため締め切らせて頂きました。
多数のご参加ありがとうございます。

お問い合わせ先

公益財団法人 流通経済研究所
担当:中田・後藤

〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル
TEL:03-5213-4533 FAX:03-5276-5457 お問い合わせ