プロジェクトの概要・目的
プロジェクトの狙い
本プロジェクトは、製配販の企業が消費者に対して「価値向上のための商品、売場、販促、サービス」につながる施策を推進するための研究を行います。
協働MDの推進やマーケティング活動の根拠となる、消費者・ショッパーの購買・生活の最新実態を調査し、実務で活用できるアウトプットを提供することを目的としています。
本プロジェクトの研究領域と提供価値
● リテールマーケティング共同研究の対象
リテールマーケティングを顧客・ショッパーの行動理解を基点に、店舗を通じて価格・品揃え・売場・販促・顧客体験を統合的に設計・運用する小売業の経営活動と捉え、取組先のメーカー、卸売業と協働で環境変化や競争に適応しながら、継続的に売上と利益を創出することを目指します。
リテールマーケティングとは
小売業が顧客・ショッパーの行動理解を基点に、店舗を通じて価格・品揃え・売場・販促・顧客
体験を統合的に設計・運用し、環境変化や競争に適応しながら、
継続的に売上と利益を創出するための経営活動である
● メーカー・卸・小売・生活者の市場状況
一般的な市場トレンドや定性情報の共有にとどまらず、EBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)志向の協働MDを支援する研究成果を目指します。
対象企業
食品・日用品を扱うメーカー・卸売業の会員企業の参加募集
2026年度研究テーマ案
気候変動対応MD、物価上昇対応MD、ショッパーの業態使い分け、EC利用状況、PB購買動向、リテールメディア・スマホアプリ活用
※ 研究テーマ等の詳細は、2026年5月開催予定の検討会にて会員各社のご意見を基に決定いたします。
製・配・販共同研究プロジェクトの枠組み
約40年続く、製配販で取り組む共同研究プロジェクトの枠組みを継承しています。
2025年度までは「ISMショッパー研究プロジェクト」として活動しています。
研究アプローチ
● 研究に活用する情報ソース
- インターネット調査
・ ショッパーマインド定点調査 : 年4回6千人以上の生活・買物の意識行動変化を捉える
・ テーマ別個別調査(PB調査、スマホアプリ利用者調査等)
- 消費者購買履歴データ(QPR™)
・ マクロミルグループのエムキューブが収集する調査モニタ約3.5万人の購買履歴
- 店頭調査
・ 小売会員社の店頭におけるお客様調査:店頭面接調査、観察調査等
- POS・ID-POSデータ
・ マーチャンダイジング・オン社が提供する市場POSデータRDS-POS
・ 小売会員社から提供された実験店POS/ID-POSデータ
● 仮説に基づいた検証可能な調査設計
● 過去の研究で蓄積したISM研究の知見・学術文献の引用
研究アウトプットイメージ
パワーポイントで作成し、報告会で解説した研究報告レポートは、PDFファイルにて、会員企業へ提供します。会員企業は、会員専用ホームページより、参加年度のレポートをいつでもダウンロードすることができます。
研究成果は、会員企業各社において、「カテゴリー戦略・棚割の検討」や「商談・提案活動」に活用いただいています。
● オンライン報告会の参加人数制限無し
● 社内資料・取引先への提案資料への引用・転載が可能
● 自社カテゴリーの深掘り集計の対応可能(一部有償)
2025年度の研究報告例
研究・運営体制
プロジェクトマネージャー
山﨑 泰弘
理事 流通・店頭コンサルティング&リサーチ統括
主な研究領域
- 業態研究(スーパー・コンビニエンスストア・ドラッグストア・EC)
- POS/ID-POS パネルデータ分析
- 協働マーチャンダイジング研究
- リテール・マーケティング研究
- 消費者行動研究(買い物行動・消費者心理)
三坂 昇司
主任研究員
主な研究領域
- IoT関連技術、AIを用いた店舗内での消費者コミュニケーション研究
- 生理心理指標を用いた売場改善(人間生活工学)
- メタバース空間における売り場実験・研究
荒瀬 智仁
研究員
主な研究領域
- 小売業におけるヒト・モノ・カネの管理(リテールマネジメント)
- チャネル別(GMS・SM・CVS・DGS等)の消費財市場動向
- 中食PB商品開発の実務
- リテールメディア、アプリ、AI活用などのDX動向
- 最新トピック(酷暑環境と売場対応、物価上昇下の消費変化 等)
鈴木 雄高
特任研究員
主な研究領域
- 消費者行動研究
- ショッパー・マーケティング
- マーケティングリサーチ
- 小売業態研究
研究アドバイザー
寺本 高
客員研究員 中央大学商学部教授
鶴見 裕之
客員研究員 横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授