アメリカ最新流通視察セミナー2025
2025年10月19日(日)~25日(土)

アメリカ流通の最新トレンドを視察するツアーを開催します。
ここ数年、コロナ禍において中断を余儀なくされていましたが、本年より、流通経済研究所とエムディソリューションズの合同企画にてついに復活の運びとなりました。

今、世界中で注目を集めているインフレ対応策や顧客体験の革新事例、そしてデジタル化への対応について、直接現地で学ぶチャンスです。下記詳細をご覧のうえ、是非ご参加をご検討ください。

開催概要

日程 2025年10月19日(日)~25日(土)
※下記行程表をご参照ください
訪問先 ダラス・ロサンゼルス
費用 70~80万円/人(予定)
募集人員 25~30名程度
第一次予約期間 4月30日(水)迄

視察の特徴

①DX等で注目を集める小売企業を厳選してご紹介

 全米でも屈指の人口増加エリアであり、成長企業が集まるダラスエリアでは、デジタルを始めとした新しい取り組みが実験されています。また、全国チェーンを迎え撃つ地域密着小売業の雄HEB社をじっくりと視察します。また、多様性とコンシャス消費の中心のロサンゼルスでは、顧客の個別化に対応した小売業を中心に視察を行います。

②現地化に成功している日系企業訪問

 アメリカにおけるマーケティングが成功しつつある日系の小売業とメーカーを訪問し、現地の様々なトレンドへの対応を学びます。
それぞれの企業の方からのレクチャーと店舗訪問を予定しています。

③現地小売業に精通した同行講師陣

 流通経済研究所及びエムディソリューションズから講師が複数同行します。アメリカ小売業だけでなく、デジタルやサステナビリティなどのトレンドに関しても現地を視察しながら学ぶことができます。

視察セミナー日程(案)

日程 行動
9月30日(火) [国内]セミナー事前説明会
(流通経済研究所会議室+オンライン開催+録画あり)
日程 行動
10月19日(日) 羽田空港/成田空港午前発→ダラスDFW空港午前着
ダラス地区小売業視察
ダラス泊
10月20日(月) ダラス地区小売業視察
ダラス泊
10月21日(火) ダラスDFW空港午前発→ロサンゼルスLAX空港午前着
ロサンゼルス地区小売業視察
ロサンゼルス泊
10月22日(水) AM日系メーカー訪問(セミナー)※予定
PM 日系現地小売業訪問(セミナー+店舗視察)※予定
ロサンゼルス泊
10月23日(木) ロサンゼルス地区小売業視察
ロサンゼルス泊
10月24日(金)
10月25日(土)
ロサンゼルスLAX空港午後発→
→(日付変更線)→羽田空港/成田空港夕刻着

視察予定の店舗の例

ダラスとロサンゼルスにおいて視察する予定の店舗の一例をご紹介します。Walmartなどの代表的な企業から、近年躍進中の注目企業まで厳選したラインナップでご案内します。

■ダラス(テキサス州)での視察先抜粋(一例です)

企業名 特徴
HEB/Mansfield店 テキサス州の地元小売業の雄。地域密着戦略で、大手全国系小売業を圧倒しており、日本の小売業からも注目の的。同店舗はダラス・フォートワース都市圏では最大級となる128,000平方フィート(3,600坪)で2024年8月オープン。
Central Market(HEB) マルチフォーマットで地域の需要を網羅する戦略のHEB。同社の高級業態がCentral Market。各店舗で趣向を凝らした体験型店舗を志向しており、広域から集客できる業態である。
Joe V’s Smart Shop(HEB) HEB社の低価格業態が「ジョーヴィーズ・スマート・ショップ」。倉庫型のディスカウント業態となっている。今まではヒューストン都市圏のみの展開だったが2024年6月にはじめてダラスに出店。
Walmart Supercenter 世界最大の小売業Walmartのスーパーセンター業態。ダラス地区ではオンラインショッピングの配送用に、広大な駐車場を活かしドローン・ステーション(空港)の開設を拡大している。
コズミクス(CosMc's) 外食チェーン最大手のマクドナルドはテキサス州ダラス郊外等に冷たい飲み物をコンセプトにした「コズミクス(CosMc‘s)」を展開。Z世代以降の新ターゲットに向けた新業態を模索している。
7-eleven evolution store コンビニエンスストアであるセブンイレブンの新業態。Z世代以降の顧客を獲得するために、ファストフード(タコス)店とのハイブリッドであり、家飲みなどに対応するために酒類などを強化している。

■ロサンゼルス(カリフォルニア州)での視察先抜粋(一例です)

企業名 特徴
Erewhon アメリカで一番ホットなお店のひとつとして注目を集めているのがオーガニックやマクロビオティックの食品を扱う高級スーパー「Erewhon(エレウォン)」。いわゆる“セレブ”が通う、コンシャス消費を体現した店。
Amazon Fresh ニ世代目ダッシュカートのテスト店舗。同社はAIカメラでの精算システムであったJust Walk Outからは撤退した。また、Amazon Goという小型店も急速に店舗を減らし、SM業態のFresh業態の出店を再加速している。
Mercado Gonzalez by Northgate Market カフェやレストランが集まるメキシコシティのコヨアカン市場をモデルにしたメルカド・ゴンザレスは生鮮品の売り場の周囲にイートインスペースをもつデリやレストランが囲んでいるフードホールとなる。なかなか駐車場に入れないほどの人気。
ReChargeby Gelson's PPIH傘下の高級SMゲルソンズの新業態。電気自動車の充電スタンド付きの高級コンビニとなる。充電時間をショッピング体験に変える狙い。
Bass Pro ShopOutdoor World アウトドア専門の大型ショップ。顧客の平均滞在時間は2時間30分にもなるという、体験型売り場づくりの教科書ともいえる店舗。Irvine店はWalmart跡地にできた最新店舗。

お問い合わせ先

公益財団法人 流通経済研究所
担当:伊藤・船井
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TEL:03-5213-4532 FAX:03-5276-5457

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