お申し込み受付は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。
政府は3月12日、ファイザー製ワクチンの3月、4月分の調達予定量を上方修正するとともに、6月までに医療従事者と高齢層をカバーできる4000万人分の確保にめどがついたと発表しました。まだいくつもハードルがあるものの、ワクチンなしで感染継続に耐えるコロナ第1ステージが終了し、ワクチン接種が進行する第2ステージが思いのほかのスピードで進む可能性が出てきています。この種のことはスタートが遅れても、いざ始めるとうまくやるのがまだ日本人の得意技かも知れません。
気候もどんどんよくなるところ、高リスク層からワクチン接種が進行すると、消費者の行動はいやがうえにも活発になり、スーパーマーケットや家庭用加工食品、そして衛生用品などが享受してきたコロナ特需は自ずと減衰するはずです。逆にコンビニや外食は、重かった特損の重圧が消え、盛り返してくるでしょう。消費と流通の状況が、大きく変わってくるはずですから、各業態の小売業、メーカーともに戦略転換が必要です。
そしてワクチン接種がさらに進んで、集団免疫獲得に近い状態が見えてくれば、国民的な外食ブーム、国内旅行ブームが起こりそうな気がします。第3ステージ「反動・リベンジ消費期」の到来です。外食産業、観光、イベント産業などもリベンジ・キャンペーンを打つでしょうし、政府や地方自治体もそれを支援するでしょう。外出消費が盛り上がる期間が相当続き、その間、巣籠特需が完全に消えるだけにとどまらず、内食需要等はかなり大きく落ち込むものと想定します。
それが終わると、第4ステージ「長期トレンド回帰期」です。コロナによって見えにくくなっていた人口減少・高齢化の長期トレンドに回帰しなければならなくなります。
不都合な部分を含めてこれまでの現実を冷静に直視し、今後について十分な展望をもち、先手を打ってゆかなければならないものと考えます。
これまでもこのような課題を検討してまいりましたが、本セミナーでは、上記のような4つのステージを想定し、新たに得られたデータや情報を加え、まず第1ステージの変化を捉え直して、それをベースに今後の各ステージの課題および対策を再度検討致します。
さらに、2020年に起きた新たな動きから、コロナ後に向けた課題についても考えます。
開催日まで状況は進展し、変わるでしょうから、直前まで情報を更新し、お役に立つ内容となるよう鋭意準備を致します。
同内容のセミナーを2日にわたってWeb配信致しますので、下記ご高覧のうえ、ぜひご参加をご検討ください。
開催日時 | 2021年4月27日(火)、28日(水)いずれも13:15~16:30 (同内容で2回開催いたします。途中適宜休憩をとります。) |
---|---|
報告者 | (公財)流通経済研究所 理事/拓殖大学名誉教授 根本重之 (公財)流通経済研究所 主任研究員 後藤亜希子 |
開催方法 | Zoom のWebinar方式によるリアルタイム配信 ※後日のアーカイブ配信はありません |
参加費 | 1名様につき 税別30,000円(税込33,000円) |
参加対象 | 食品・日用品などの最寄品のメーカー、卸売業、小売業、およびそれら企業をサポートする専門分野の企業の方々 *一部お申し込みをお受けできない場合があります。 |
報告資料 | A4版2アップのPDFファイルを開催前日に当ページに掲載いたしますので、各自ダウンロードをお願い申し上げます。 ・ 4月26日(月)16時30分頃をめどに、ダウンロードページのユーザー名・パスワードをメールにてお送りいたします。
・ 進んだページで、お名前とメールアドレスを入力いただきますとダウンロードいただけます。
※著作権法上問題のある画像は抜くとともに、本セミナーのテキストである旨を示す薄めの透かし等を入れさせて頂きます。
鋭意情報収集につとめますので、資料をお渡しできるのが直前になってしまいますこと、ご了承の程お願い申し上げます。 |
公益財団法人流通経済研究所
担当:中田、後藤
住所:〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
電話:03-5213-4533 FAX:03-5276-5457