卸売業動向講座2026
~再編・物流・AIで変わる中間流通の新たな役割~
「モノを流す産業」から「需要をつくる産業」へ

開催形式 ライブ&オンデマンド
ライブ 実施日 : 2026年11月26日(木)
時間 : 13:00~17:00
お申込締切 : 2026年11月19日
オンデマンド配信
(録画の随時視聴)
配信開始日 : 2026年12月4日
配信終了日 : 2027年4月30日
お申込締切 : 2027年2月19日
視聴所要時間 : 全動画合計約3時間40分
※本講座はライブとオンデマンド(録画視聴)の両方でご受講いただけます
 ・ ライブの日程がご都合が悪い方も、オンデマンドで好きなときに受講できます
 ・ ライブで受講された方も、オンデマンドで復習・確認ができます

本講座の概要

 小売再編、物流制約、AI・データ活用、そして卸売業界そのものの再編が同時進行しています。本講座では、食品・日用品卸の最新業績と主要企業の経営戦略を比較しながら、卸売業の現在地を整理します。そのうえで、物流、データ、商品開発、マーケティングなど、2030年に向けて卸売業に求められる新たな役割を、具体的な企業事例から読み解きます。

卸売業を取り巻く環境変化

●人口減少、人手不足、物流コストの上昇、物価高、消費者の節約志向、そして小売業の再編――。卸売業を取り巻く環境は、大きな転換期を迎えています。
●食品卸では、商社によるグループ再編や機能統合が進む一方、独立系卸も物流、商品開発、地域密着、海外展開など、それぞれの強みを磨いています。小売業の大型化・寡占化によって取引関係や帳合も流動化しており、卸売業には従来以上に「選ばれる理由」が求められるようになっています。
●物流も大きく変わっています。ドライバー不足や物流費上昇への対応に加え、共同配送、パレット化、物流センターの自動化、データ連携など、企業や業界の壁を越えた取り組みが広がっています。物流は単なるコストではなく、卸売業の競争力を左右する重要な経営資源になりつつあります。
●AI・データの活用領域は、受発注や在庫管理から、需要予測、商品提案、販促、物流最適化へと広がっています。メーカーと小売業の間に位置し、商流・物流・情報流をつないできた卸売業にとって、蓄積されたデータをどのように新たな価値へ変えるかが重要な課題です。

卸売業の役割の変化

 こうした変化のなかで問われるのは、「これからの時代に、卸売業は何によって存在価値を生み出すのか」ということです。メーカーから商品を仕入れ、小売業へ販売するだけではありません。メーカー、小売業、物流事業者をつなぎ、取引先の課題を解決する。生活者の変化を捉え、売場や商品を提案する。そして、新しい需要や市場をつくる。卸売業の役割は、「モノを流す」ことから「需要をつくる」ことへ広がっています。

本講座の目的

 本講座では、主要卸の最新業績と経営戦略を整理したうえで、業界再編、小売再編、物流改革、AI・データ活用、製配販連携、新規事業、海外展開などの最新動向を取り上げます。卸売業の「現在地」を確認するとともに、2030年に向けて、どのような卸が選ばれ、どのような機能が競争力になるのかを考えます。
 また、今回は元味の素、元三菱食品の北濱利弘氏をゲストに迎え、メーカーと卸売業の双方で実務経験を持つ立場から、メーカーから見た卸売業、卸売業から見たメーカーとの関係、これからの製配販連携についてコメントいただく予定です。

本講座で得られること

① 卸売業界の現在地がわかる

主要卸の業績、再編、中期経営戦略を比較し、2026年の競争構造を把握します。

② 卸売業を取り巻く構造変化がわかる

人口減少、小売再編、物流制約、AIが卸売業に与える影響を体系的に理解します。

③ 主要卸の「次の一手」がわかる

物流、DX、商品開発、マーケティング、M&A、海外展開など、各社がどこに成長機会を見いだしているのかを比較します。

④ 自社の取引戦略・事業戦略を考える視点が得られる

卸売業だけでなく、メーカー、小売業、物流・IT関連企業にとっても、今後の卸政策や協業のあり方を考える材料を提供します。

受講をお勧めする方

消費財メーカー、卸売業、小売業、物流関連事業者、情報システム事業者など、流通に関わる幅広い方々、特に

● 卸売業で経営企画、営業企画、マーケティング、物流、DX担当者
● メーカーで中長期戦略を検討する経営層・管理職、卸政策・チャネル政策を担当する方
● 取引卸の将来像を把握したい小売業、物流改革やAI・データを活用した流通支援ビジネスに関わる方々

プログラム

1.卸売業を取り巻く構造変化――いま何が起きているのか

人口・世帯構造と消費市場の変化、物価高と節約志向、人手不足・物流制約、小売業の再編・大型化、EC・デジタル化など、卸売業を取り巻く環境変化を俯瞰します。併せて、なぜ今、卸売業の存在価値が改めて問われているのかを考えます。

2.2026年、卸売業界の勢力図はどう変わったか

食品卸を中心に、主要企業の最新業績や中期経営計画を比較します。
<食品卸>
日本アクセス、三菱食品、三井物産流通グループ、国分グループ本社、加藤産業、伊藤忠食品、トモシアホールディングス、ヤマエグループホールディングスなど
<日用品卸>
PALTAC、あらた、など
また、商社系卸と独立系卸の、規模だけではない競争力の違いを読み解きます。

3.小売再編は卸売業をどう変えるのか

小売業界でも大型再編が相次いでいます。小売企業の大型化・寡占化が進めば、調達力や価格交渉力は高まり、卸売業の取引条件や帳合にも影響します。小売再編と卸再編を一体として捉えながら、帳合流動化の背景 / 「規模」は本当に競争優位になるのか / 総合化する卸と専門性を磨く卸の違い、を考えます。

4.物流危機を競争力へ変える

新しい段階に入った物流改革として、ドライバー不足、物流コスト上昇、改正物流効率化法への対応に加え、物流センターの自動化・省人化、パレット化・標準化、AIによる需要予測・配送最適化、共同配送、異業種物流連携などを取り上げます。焦点は「企業別最適」から「サプライチェーン全体最適」への転換、コストから競争力へ。

5.AI・データは卸売業をどう変えるのか

急速に広がるAI・デジタル技術が変える卸売業の仕事(需要予測、発注・在庫最適化、商品情報管理、営業・商談支援、売場・カテゴリー提案、販促効果測定、物流最適化など)。
「商流を握る卸」から「情報流を握る卸」へ、さらに「情報を意思決定に変える卸」へ。AIエージェントの普及も見据えながら、卸売業の新しい情報機能を考えます。

6.「売る卸」から「需要をつくる卸」へ

これからの卸に求められるのは、「商品を売る力」だけではなく、「市場をつくる力」。
生活者ニーズの発見、商品開発・PB開発、クロスMD、カテゴリーマネジメント、データマーケティング、メーカーの営業・物流機能の代行、地域商品の発掘、海外市場の開拓、地域課題の解決など、事業領域は広がっています。

7.2030年に選ばれる卸売業の条件

単純な仲介機能の価値は低下する可能性があります。一方で、メーカー、小売業、物流事業者をつなぎ、情報を集約し、需要と供給を調整する機能の重要性はむしろ高まります。最後に主要企業の取り組みを踏まえながら、「2030年に選ばれる卸売業の条件」を整理します。

※都合により、プログラムに変更が生じる場合があります

講師

白鳥 和生(しろとりかずお)
明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科 専任教授、流通経済研究所 特任研究員

1990年日本経済新聞社入社。流通経済部、消費産業部などで、小売、卸売、外食、食品メーカー、流通政策を長く取材。「日本経済新聞」「日経MJ」のデスクを歴任、2024年退社。
現在は、流通・小売、サプライチェーン、Eコマース、フードマーケティングなどを研究・教育するとともに、企業の経営・マーケティング戦略に関する調査・研究、講演、執筆活動を行う。
博士(総合社会文化)、消費生活アドバイザー

★ゲスト★ 北濱 利弘(きたはまとしひろ)

元味の素、元三菱食品。中央大学大学院商学研究科兼任講師、中央大学商学部客員講師。

配信概要

開催形式 ライブ&オンデマンド
ライブ 実施日 : 2026年11月26日(木)
時間 : 13:00~17:00
お申込締切 : 2026年11月19日
オンデマンド配信
(録画の随時視聴)
配信開始日 : 2026年12月4日
配信終了日 : 2027年4月30日
お申込締切 : 2027年2月19日
視聴所要時間 : 全動画合計約3時間40分
参加費 1名につき39,000円(消費税込み42,900円)
※本講座はライブとオンデマンド(録画視聴)の両方でご受講いただけます
 ・ ライブの日程がご都合が悪い方も、オンデマンドで好きなときに受講できます
 ・ ライブで受講された方も、オンデマンドで復習・確認ができます
パンフレットダウンロード

申込み方法

下記のボタンをクリックし、申込フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。

お申し込み後の流れ

  1. お申込み受付メールが届きます。
  2. お申込み受付後、請求書をPDFファイルでお送りいたします。
  3. 郵送やPDF以外での対応をご希望の場合は、連絡通信欄よりご連絡ください。
    受講料は請求書に記載されております。「お支払期限」までに指定の銀行口座へお振込みください。
  4. お申込締め切り日を過ぎてのお申し込みは、原則としてお受けできませんのでご注意ください。
  5. ライブでの視聴のご案内は開催3~4日前に、視聴用のURLは開催2日前にメールにてお送りいたします。
  6. オンデマンド受講のためのURL、ログイン用のID、パスワードはライブ視聴のご案内とは別にお送りいたします。
  7. 事務手続きの都合上、「視聴のご案内」メールがお手元に届くまで、お申し込みから7~10日ほどかかる場合がございます。
  8. 受講テキストはPDFファイル(透かし入り)にて配布いたします。
    ・ ライブ受講の申込締切(11月19日)までにお申し込みの方にはファイル転送サービスでお送りいたします。
    ・ 11月19日以降にお申し込みの方は、動画をご視聴いただく弊所eラーニングサイトからダウンロードしていただきます
■免責事項
天災地変、交通事情等、弊所が管理できない事由により、研修内容の一部変更及び中止のために生じた損害等には責任を負いかねますことをご了承ください。
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オンデマンド受講に関するご注意

■視聴期限

オンデマンド受講には視聴期限があります。
お申込をされた月の翌月から2か月後の月末が受講期限となります。必ず受講期限内に全ての動画を視聴され、受講を終えてください。
(例:4月中にお申込の場合、視聴期限は6月30日となります)

■次の動画に進む際のご注意

オンデマンドの各講座は、複数の動画を順番にご視聴いただくように構成されています。同一講座内で1つの動画の視聴を終え、次の動画の視聴を開始すると、前の動画は視聴できなくなる仕様となっております。次の動画に進む際はご注意いただけますよう、お願いいたします。有料の講座をオンデマンドで配信するために必要な機能としてご理解いただけますようお願いいたします。

お問い合わせ先

(公財)流通経済研究所 セミナー事務局
担当:德橋・祝
TEL:03-5213-4532

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