公益財団法人流通経済研究所では40年近くにわたり製配販各社と行ってきた、POSデータ・ID-POSデータ活用に関する共同研究やコンサルティングの知見・経験をベースに、2015年にID-POSデータ活用人材の育成を目的とした教育講座を開講いたしました。さらに2023年度よりID-POSデータ活用に関する「基礎とカテゴリー分析」についての正しい知識とスキルの証明、学びの目標・動機付けとなるべく「ID-POSデータ活用検定(ID-POS検!)」 を創設いたしました。
ID-POSデータ活用検定の試験問題やテキストは、購買データの分析・活用に関する小売・メーカー・卸との共同研究や実践的な取り組み、コンサルティングなどにおける40年近い蓄積に基づいて作成されています。
ID-POSデータの活用範囲は非常に広いため、検定およびそのためのテキストを、『基礎・カテゴリー分析編』と『単品分析編』に分け、まずは『基礎・カテゴリー分析編』から先行して実施することといたしました。
『基礎・カテゴリー分析編』では、ID-POSデータの特徴やその活用に関する基礎的な知識および、MD改善に向けたID-POSデータによるカテゴリー分析に関する知識・スキルを測ります。トライアル/リピート分析や購買スイッチ分析などは『単品分析編』で扱うので対象外となります。詳細はテキストでご確認ください。
それぞれの検定は年2回実施、オンラインでの受検で、その場で合否がわかります。試験問題は別途お求め頂くテキストの範囲から出題しますが、以下のリンクからテキストの掲載項目(目次)を確認いただけます。
また、合格者には合格証および、名刺掲載用のロゴ・データ、合格認定バッジを発行いたします。
検定に合格することは、ID-POSデータ活用に関する一定レベル以上の知識・スキルの保有を、第三者機関が客観的に示すことです。検定の合格により、勤務する社内で自身がID-POSデータ活用に関する適正なスキルを持つことを証明することができます。また取引先からの信頼獲得にもつながります。
検定合格を目指すことは学習のマイルストーンとなり、自己流や見よう見まねではなく、正しい知識やスキルを「学ぶ」ことへの動機付けとなります。ID-POSデータを分析するための正しい知識やスキルの習得は、ID-POSデータ活用の範囲を広げ、また集計・分析の効率化につながります。
【日程】 | ●2023年度上期(第1回) 2023年8月28日~9月29日 ●2023年度下期(第2回) 2024年2月19日~3月20日 |
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【受検条件】 | どなたでも受検可能です。 |
【受検料】 | 20,000円(税込22,000円)※不合格となった方は、次回以降の検定開催期間に再受検することができます。再受検料は14,000円(税込15,400円)です。 |
【試験形式】 | オンライン受検:期間内であれば、いつでも受検可能です。
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【問題形式】 | 問題は全て選択式ですが、計算問題(答えは選択肢から)もあります。 電卓または電卓機能のあるスマートフォン等をご用意ください。 出題イメージ |
【問題数・試験時間】 | 25問/60分 |
【合否基準】 | 正答18問以上 |
【検定結果発表】 | オンライン上で即時合否判定を通知します。 |
検定に合格された方は、合格証を流通経済研究所eラーニングサイトよりダウンロードいただくことができます。
(検定お申し込み後に、流通経済研究所eラーニングサイトへアクセスするためのID・パスワードをお知らせします。)
検定に合格された方には、「ID-POS検!」合格認定ロゴのデータをご提供いたします。「ID-POS検!」合格認定ロゴを名刺に掲載することで、第三者に貴方が「ID-POS検!」の合格者であることを伝えることができます。
検定に合格された方には、合格認定ロゴのデータの他に合格認定バッジを提供いたします。このバッジは電子的なもので、オンライン上でいつでもどこでも貴方のスキルを提示・証明できます。スマホに表示させたり、SNSのプロフィールやご自身のメールのフッター等で共有することができます。
ID-POSデータ活用検定に関する知識を学ぶためのテキストを販売しています。検定試験はこのテキストの範囲から出題されます。理論・考え方を豊富な集計事例と共にわかりやすく解説しています。
テキストはAmazonにてご購入いただけます。
価格 2,750円(本体2,500円+消費税)
第1回のお申込み受付は終了いたしました。
第2回お申込みは、12月下旬頃受付開始予定です。
【主催】 | 公益財団法人流通経済研究所 |
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【運営委託先】 | 株式会社ショッパーインサイト |