流通経済研究所 ショッパー研究セミナーヤング&シニア・ショッパー研究セミナー
~将来の顧客基盤となるヤング・ショッパーと多様化するシニア・ショッパーへの対応を検討する~

お申し込み受付は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

<更新情報>
・ 「シニア・ショッパー研究セミナー」の講師とプログラムを更新しました(12/11)
・ パンフレットの内容を最新版に更新しました(12/11)

人口減少と高齢化の進行により、小売業が取り組むべき課題として、
●将来の顧客基盤となる若年層の支持を獲得すること
●増加し多様化する高齢者への対応を強化すること
が重要になっています。このような状況を踏まえ、1日で「ヤング・ショッパー」「シニア・ショッパー」について、理解を深め、対応をご検討いただくためのセミナーを開催します。

第1部「ヤング・ショッパー研究セミナー」では、
Z世代から40代までのショッパーを対象とし、購買行動や買物に関する意識、情報処理の特徴などを報告します。
※Z世代:1996年以降に生まれた、物心がついた時にはスマホがあった世代を指します。

第2部「シニア・ショッパー研究セミナー」では、
多様化するシニアの購買に注目し、シニアの業態選択行動や食品スーパーでの購買の変化に加え、介護関連商品やシニアの代理購買など、重要性が増す領域についても掘り下げます。

 上の世代とは異質な特徴がみられるヤング・ショッパーや、対応が迫られるシニアの代理購買や介護に対するニーズにも注目していますので、獲得が十分でないセグメントの需要を開拓したい方や、近い将来に発生する需要の獲得を目指す方などのご参加をお待ちしております。

※第1部「ヤング・ショッパー研究セミナー」と第2部「シニア・ショッパー研究セミナー」は独立したセミナーです。いずれか一方のみでも、お申込みいただけます。

開催概要

開催日 2020年1月17日(金)終了
時間 第1部「ヤング・ショッパー研究セミナー」 9:00~12:30
第2部「シニア・ショッパー研究セミナー」 13:30~17:00
会場 TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
東京都新宿区市谷八幡町8番地
JR、東京メトロ有楽町線、都営新宿線「市ヶ谷」駅徒歩2分
参加費 第1部「ヤング・ショッパー研究セミナー」1名様につき税別30,000円
第2部「シニア・ショッパー研究セミナー」1名様につき税別30,000円
(両セミナーご参加の場合、1名様につき税別60,000円)
参加対象 食品・日用品などの最寄品をお取り扱いのメーカー、卸売業、小売業、
および、それら企業をサポートする専門分野の企業の方々
(一部ご参加をお受けできない業種がございます。あらかじめご了承ください)

プログラム

第1部「ヤング・ショッパー研究セミナー」 9:00~12:30

9:00~9:05

セミナーのねらい

9:05~10:10

『わたし と ウチら』-Z世代の情報処理と消費行動

 若者が「ウチらは」と言っているのを聞いて、「ら」というのは誰だ?と思ったことはありませんか。若者の消費や情報処理を研究されているニッセイ基礎研究所の廣瀨氏より、物心がついた時にはスマートフォンがあった「Z世代」の特徴を解説していただいた上で、Z世代が自身を指すときに使い分けている「わたし」と「ウチら」の違いを消費文化の視点から読み解き、消費行動における情報処理の特徴について、ご報告いただきます。

※Z世代:1996年~2012年に生まれた、物心ついた時にはスマートフォンがあった世代のこと。

株式会社ニッセイ基礎研究所 生活研究部 研究員
廣瀨 涼 氏
10:20~11:20

最寄品購買のジェンダーレス化

 近年、消費者調査において、20代以下の男性の回答傾向が、30代以上の男性より、むしろ女性と似ているようなことが起きています。男女共同参画社会を目指す国や社会の取り組みの中で育ってきた若者にとって、古い慣習に縛られない考え方や行動をするようになっていることが要因の1つと考えられます。
 このパートでは、ショッパーの性別による特徴を振り返り、未来の消費を支えるヤング・ショッパーの特徴を、ジェンダーレス化という視点で報告します。

公益財団法人流通経済研究所 常務理事
山崎 泰弘
11:30~12:30

ライフステージと購買行動の関係 ~働き方、子育て、買物の分担~

 20代から40代のショッパーを対象に、ライフステージの違いが、利用業態や来店頻度、店内行動などにどのように影響しているか、店頭調査データや購買履歴データの分析を通じて明らかにします。
 共働き世帯と専業主婦世帯の違い、育児段階の違いに加え、夫婦世帯の男性(夫)の購買行動も確認することで「家事の分担」※についても考察する予定です。

※最近、妻が担うことが多い「名もなき家事」が取り上げられることが増えており、夫婦間の家事分担に注目が集まっています。

公益財団法人流通経済研究所 主任研究員
鈴木 雄高
※プログラムや講師は、都合により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

第2部「シニア・ショッパー研究セミナー」 13:30~17:00

13:30~13:40

セミナーのねらい(シニア・ショッパー獲得に向けたポイント)

13:40~14:30

「代理購買」を通してシニア・ショッパーが求める情報を考える

 シニアによる購買(日常の購買や介護食などのシニア向け商品購買)では、シニア・ショッパー本人による購買のケースに加えて、家族などによる「代理購買」が存在します。この代理購買は、シニア本人以外が普段の買い物ついでに商品を選ぶことから、店頭情報の変化に敏感な層と考えられます。今回は「シニア向け代理購買」に着目し、消費者アンケート調査を通じて、シニア層に求められる商品展開や店頭訴求のあり方を探ります。
 ・ 「シニア向け代理購買」消費者アンケート調査分析
 ・ 「シニア層向け商品」に求められる商品提案、情報提供のあり方

公益財団法人流通経済研究所 主任研究員
加藤 弘之
14:40~15:30

購買データから読み解く、シニア・ショッパーの注目ポイント

 直近におけるシニア・ショッパーの購買行動として注目すべき2つの視点を取り上げ、購買データから分析します。
(視点1)シニアによる業態選択の特徴
 ・ 食品スーパー、ドラッグストア、コンビニエンスストア等の購買状況分析
 ・ カテゴリーによる業態使い分け(食品はスーパー、日用雑貨はドラッグストア等)の状況。「ワンストップショッピング」に対するニーズ 等
(視点2)食品スーパーにおけるシニアの購買トレンド
 ・ ID-POSデータに基づく、同一会員の加齢に伴う食品購買の変化
 ・ 「消費者のシニア化」に向けた、長期的な売場提案の考え方

公益財団法人流通経済研究所 主任研究員
祝 辰也
15:40~17:00

キユーピーが取り組む介護食品のシニア・ショッパー提案

専門性を有する介護食品メーカーは、どのような形でシニア・ショッパーにアプローチし、情報訴求や店頭提案をおこなっているのでしょうか。
取り組み事例を交えつつご講演いただきます。
・介護食品市場の現状
・介護食品に対する店頭訴求の取り組み事例
・介護食の普及に向けた啓蒙活動 等

キユーピー株式会社
ニュートリションサポート部 学術・営業チーム
土井 奈央子 氏
※プログラムや講師は、都合により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ先

公益財団法人流通経済研究所
担当:伊藤 (ヤング担当:鈴木、シニア担当:加藤)
住所:〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
電話:03-5213-4533 FAX:03-5276-5457

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