中国ニューリテール動向現地体感セミナー(催行決定)
――中国の今を知り、日本に活かす

本セミナーは終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

開催期間 2018年8月23日(木)―8月25日(土)
開催地 中国・広州市、深圳市
参加費 200,000円(税込:216,000円)
※航空券代は含まれません。23・24日の宿泊費は費用に含まれます
※25日の宿泊予約も希望される場合、参加費は215,000円(税込:232,200円)となります。
※現地集合・現地解散です
定員 定員:30名(最小催行人数8名)

本セミナーの目的

 現代中国の流通システムは、まさに激変期にあると言えます。ここ数年、中国では無人店舗やニューリテール業態に代表されるように、先進的ITシステムに立脚した新たな業態の創造が推進されています。これはアリババやテンセントといった巨大IT企業が、オフラインでの消費者接触を強める一方で、無数のベンチャー企業が様々な社会課題の解決をビジネスと結びつける形で、事業を興しているからに他なりません。では、こうした流通システムの激変は、中国だけに見られる特殊な事象なのでしょうか。それとも今後日本においても広がりうる構造的変化を表しているのでしょうか。
 (公財)流通経済研究所では、以上の問題を考えるために、この度「中国ニューリテール動向現地視察セミナー」と題し、中国流通の「今」を体感し、その源を探るセミナーを開催いたします。豊富な経験を持つ現地コーディネーターとの連携のもと、日本では体験できない先進的決済システムやニューリテール業態、およびそれを支える先進的なIT技術を皆様に体感いただけるよう、またこうした流通システムの激変を支える中国社会の急激な変容をご理解いただけるよう、厳選したプログラムを用意いたしました。
 本セミナーは中国流通の現状と今後を、そして日本流通の有り得べき未来を理解いただくことのできる、またとない機会です。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

セミナー内容のご紹介

中国流通の今を見る

 急激な経済成長に湧く中国沿海部では、様々な業態が次々と出現し、都市内部を埋め尽くしています。本セミナーでは特にIT技術と密接に結びついた無人店舗(Well Goなど)やニューリテール業態(盒馬鮮生など)に焦点を当てて、中国流通の今を捉えます。

中国流通を支える街・テクノロジーに浸る

 新しい小売店舗の登場を受け入れ支えるのは、その店舗が立地する街であり、社会に他なりません。本セミナーでは単なる店舗視察だけでなく、地域社会の視察を通じて人々が一般的に電子決済システムやシェアリングサイクルなどを用いている実体を学び、中国流通の原動力を確認します。

中国流通の変容理由を考える

 急激な中国流通の変化は、中国社会の急激な変化と密接に結びついています。本セミナーでは経験豊富な研究員による中国社会の解説を通じて、現代中国の流通システムが社会課題の解決を目指して急変していることを確認し、現代日本社会への応用可能性を提示します。

【広州・深圳について】

 広州・深圳は北京・上海に次ぐ中国第三位の都市圏であり、約3000万人が居住しています。経済緩和とともに急速に発展した本市は、地方部から流入してきた人口が多数を占める開放的な気風で知られており、それがテクノロジー・シティとしての発展を促しました。今、最も先進的で熱い都市。それが広州・深圳です。

本セミナーの特長

1. 中国流通専門家の同行による現代中国の実地説明

現在も中国に居住しており、中国の流通動向に詳しい李雪流通経済研究所特任研究員の同行のもと、各地の視察を行います。日本居住者にとっては体験することが難しい決済システムについても体感できるとともに、視察によって湧いた疑問をその場で質問し、解消することが出来ます。

2. ニューリテール業態の視察だけでなく
  「なぜそれが生じているのか?」を包括的に理解可能なプログラム構成

現代中国における流通の変容過程を理解するためには、店舗の先進性だけでなく、それが成立するための要件も考える必要があります。本セミナーでは小売店舗の視察に加え、こうした新業態の成立背景を解説することによって、現代中国社会の変容の動因と日本への波及可能性を探ります。

3. 経験豊富な研究員による解説資料の添付

視察結果を踏まえた中国流通動向のサマリーと、今後の日本流通における応用可能性について、流通経済研究所の研究員が解説した資料を別途お送りいたします。営業・企画提案素材にご活用ください。

スケジュール

8月23日(木)
時間 概要
14:00 広州白雲国際空港に集合
14:30-18:00 専用バスにて広州市の小売業を視察
ハイパーマーケット(カルフール)とグローサラント業態(盒馬鮮生)の比較、無人店舗の視察(F5未来商店・Bingobox)など
18:30 広州ホテルへ移動・宿泊
8月24日(金)
8:00 ホテルのロビーに集合、深センへ移動
9:50-13:00 専用バスにて深セン市の小売業を視察
ウォルマート小型スーパー(恵選)、永輝のグローサラント業態(超級物種)、超小型店(永輝生活)、高級スーパー(Ole)など
13:00-14:00 深セン市内で昼食
注文から決済までのセルフサービスを体験
14:00-14:30 専用バスにて深センホテルへ移動、休憩
15:00-18:00 ホテル会議室で中国流通動向の説明・質疑応答
コーヒー、果物の食事宅配サービスを体験
終了後、近隣住宅地と商店街で精肉・果物専門チェーンを視察
8月25日(土)
9:00 ホテルのロビーに集合
9:30-11:30 専用バスにて深圳市のデジタライゼーションの状況を視察
世界最大級の電子街である華強北、ドローンショップなどを見学
12:00-14:00 深セン発、若年層に人気のレストラン・喫茶店チェーンで食事
14:00-16:00 シェアサイクル、QRコードによる地下鉄の乗車、無人カラオケボックス、マクドナルドでのミニプログラムによる注文などを体験
16:30-17:30 深セン市の蓮花山公園を見学
当日帰宅希望者は見学後空港へ直行。宿泊希望者は懇親会へ
18:00-20:00 懇親会(当日宿泊希望者は別料金にて予約代行いたします)

※プログラム、視察先・視察順序は変更となる可能性もございます。あらかじめご了承ください
※全日程にてガイド・ツアーコーディネーターが同伴します

お問い合わせ

公益財団法人流通経済研究所
中国ニューリテール動向現地視察セミナー 事務局
担当:中田、林
住所:〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
電話:03-5213-4532 FAX:03-5276-5457

セミナー事務局紹介

現地側コーディネーター

李 雪 (流通経済研究所 特任研究員)

  • 主な研究領域:中国流通研究(消費財メーカー、卸売業、小売業、Eコマースなどを対象)
  • 経歴:中国吉林省出身。2005年新潟経営大学経営情報学部卒業。13年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。早稲田大学商学学術院助手、中京学院大学経営学部専任講師を経て、2015年より現職。
  • 主な著書・論文:
  • 単著『中国消費財メーカーの成長戦略』(文眞堂、2014年)
  • 共著『中国・東南アジアにおける流通・マーケティング革新』(白桃書房、2015年)
  • 共著『中国流通のダイナミズム』(白桃書房、2013年)
  • 「中国におけるオンライン決済市場の拡大と支付宝(アリペイ)の普及」、『流通情報』、2017年3月(No.525) など
日本側コーディネーター

林 凌 (流通経済研究所 研究員)

  • 主な研究領域:電子商取引、流通史、経済思想史
  • 経歴:東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。政策コンサルティング会社を経て、2018年入所。
  • 主な著書・論文:「消費空間としての郊外を作り上げる――日本の小売店舗郊外化における知識ネットワークの役割」『年報社会学論集』2017年8月(vol.30)「『商業近代化運動』の論理/倫理―商業コンサルタントによる『安売り』をめぐる言説に着目して―」『社会学評論』2018年6月(Vol.69, Issue 1) など

根本 重之 (流通経済研究所理事・拓殖大学名誉教授)

  • 主な研究領域:流通産業研究
  • 経歴:一橋大学社会学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了、流通経済研究所主席研究員、拓殖大学教授を経て、現職
  • 主な著書・論文:『新取引制度の構築―流通と営業の革新』白桃書房
  • 2004年、「「ショッピングマン・マーケティング」のすすめ」、『流通情報』 2010年9月(No.486)、「プライベートブランドのリスクに関する検討」、『流通情報』 2009年9月(No.480) など