シリーズセミナー「ネットとリアルから見る中国流通の今」2017年度
【第8回】中国主要小売チェーンの最新動向:活発化する新業態開発
〜外資系・内資系のスーパーとコンビニに注目〜

セミナーは終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。
なお、セミナーテキストを販売しております。
ご希望の方は、ページ下部のお問い合わせよりご連絡ください。

開催日 2017年7月7日(金) 13:30〜16:00
会場 弊所会議室(東京都千代田区九段南4-8-21)
JR線・地下鉄各線 市ヶ谷駅より徒歩2分
(定員30名)
受講料 1名20,000円(税込価格21,600円)
ご参加対象 中国市場に進出している、もしくは進出を検討しているメーカー、商社・卸売業、小売業、物流業、EC事業者など

セミナーの概要

(1)2016年度中国チェーンストアの上位ランキング
 中国チェーンストアの業界団体である中国連鎖経営協会は毎年中国小売業ランキングを発表しています。チェーンストア上位100社、一般消費財分野上位100社、主要コンビニチェーン62社、主要外資系小売企業20社、B2Cネット通販上位100社などのデータを中心に、昨年度の業界動向を分析します。また、今年の中国市場で注目されている動きについて解説します。

2016年度中国チェーンストア上位10社(一般消費財分野)

順位 企業名 売上高 増減率 店舗数 増減率
(万元) (%) (店) (%)
1 華潤万家有限公司 10,349,462 ▲5.4 3,224 ▲5.1
2 康成投資(中国)有限公司(大潤発) 9,329,000 4.0 368 9.9
3 ウォルマート(中国)投資有限公司 7,669,751 4.3 439 1.6
4 聯華超市股份有限公司 5,978,485 ▲1.1 3,648 ▲6.7
5 永輝超市場股份有限公司 5,440,757 10.3 487 25.5
6 カルフール(中国) 5,047,523 25.9 319 36.3
7 中石化易捷銷售有限公司 3,510,000 41.0 25,000 3.3
8 歩歩高集団 3,214,532 3.6 590 2.3
9 北京物美商業集団股份有限公司 2,990,307 13.9 566 2.5
10 農工商超市(集団)有限公司 2,765,593 ▲3.0 2,317 ▲7.1

出所:中国連鎖経営協会「2016中国快速消費品連鎖百強」。

(2)主要小売チェーンの動向
 本セミナーは、中国市場で展開する外資系大手小売チェーン(大潤発、ウォルマート、カルフール、メトロ)、内資系小売チェーン(華潤万家、永輝超市、聯華超市、歩歩高)、日系小売チェーン(イトーヨーカ堂、イオン、ファミリーマート、7−11、ローソン)といった企業の動きを中心に分析します。特に各社は新業態の開発、出店調整、商品開発などにどのように進めているのか見ていきます。

プログラム

時間 内容
13:30〜13:50 中国小売業の最新動向
  • 連鎖経営協会統計による2016年度の各業態動向分析
  • 2017年中国市場で注目すべき4つの動き
13:50〜14:30 主要外資系小売チェーンの動向

●大潤発(台湾系)

  • 飛牛網の強化とO2O戦略の推進
  • 店舗統廃合の加速
  • 化粧品専門店事業の展開

●ウォルマート(アメリカ系)

  • 京東のECプラットフォームへの出店
  • 不採算店舗の閉鎖
  • 地方都市への出店拡大

●カルフール(フランス系)

  • コンビニエンスストア事業の「easy Carrefour」の強化
  • EC事業の拡大
  • ハイパーマーケット事業の改革

●メトロ(ドイツ系)

  • O2O戦略の推進
  • コンビニエンスストア事業の展開
14:45〜15:20 主要内資系小売チェーンの動向

●華潤万家(全国チェーン)

  • 小型スーパーの「楽購Express」の強化
  • 高級スーパー事業の出店拡大
  • 経営トップの更迭とその影響

●永輝(全国チェーン)

  • 新業態開発と「超級物種」の大ヒット
  • 金融事業の展開
  • 小型スーパーの展開
  • ショッピングセンター事業の開発

●聯華(ローカルチェーン:上海)

  • アリババによる資本参加
  • 百聯とアリババの提携

●歩歩高(ローカルチェーン:湖南省)

  • 大型店の出店強化
  • EC事業の調整
15:20〜16:00 主要日系小売チェーンの動向

●イトーヨーカ堂

  • 北京での縮小と成都での拡大
  • ショッピングセンターおよび食品スーパーの展開計画

●イオン

  • モール事業の強化
  • マックスバリュの出店加速

●ファミリーマート

  • 出店攻勢の拡大
  • 商品開発の強化

●セブンイレブン

  • 杭州への新規出店
  • ファーストフード関連商品の充実

●ローソン

  • 出店地域の拡大
  • 品揃えの充実

※プログラムには若干の変更が生じる可能性があります。あらかじめご了承ください。

報告者紹介

李 雪(公益財団法人流通経済研究所 特任研究員)
<略歴>
 中国吉林省出身。2005年新潟経営大学経営情報学部卒業。13年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。早稲田大学商学学術院助手、中京学院大学経営学部専任講師を経て、2015年より現職。
<著書・論文>
・単著『中国消費財メーカーの成長戦略』(文眞堂、2014年)
・共著『中国・東南アジアにおける流通・マーケティング革新』(白桃書房、2015年)
・共著『中国流通のダイナミズム』(白桃書房、2013年)
・「中国流通の最新動向:消費市場の構造転換と小売チェーンの戦略」『流通とシステム』(流通システム開発センター、2016年7月)
・「中国における越境ECの進展:政府の促進政策とEC企業の取組みに注目して」『流通情報』(流通経済研究所、2015年11月)
・「激変する中国の流通:メーカー、卸、小売に見る流通システムの変化」『流通情報』(流通経済研究所、2014年9月)
・「急成長する中国のネットショッピング市場:ネット通販企業の戦略と課題」『流通情報』(流通経済研究所、2013年9月)

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