【戦略セミナー】メーカー・流通業の生産性向上に向けた新たな取引慣行のあり方を考える
流通構造・独禁政策の変化に伴う取引慣行変革の方向

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多数のご参加ありがとうございました。

開催日時 2016年2月25日(木) 13:00〜17:30
会場 メルパルク東京(東京都港区芝公園2-5-20)
参加対象 メーカー、卸売業、小売業、物流業など流通事業者
参加費 1名につき30,000円(税込32,400円)

セミナーの趣旨

  • メーカー・卸売業・小売業は、国内人口の減少・高齢化が予測されており、将来の市場縮小を見込んだ商取引のあり方を考える必要があります。
  • しかし、商取引のルールの一つとなる取引慣行は従来のままであることが多く、取引が非効率化しています。今後の環境変化を反映し、生産性向上に向けて、取引慣行を見直すことが重要です。
  • 一方、公正取引委員会は、2010年に「優越的地位の濫用行為」を課徴金の対象にしたり、昨今では、政府の「規制改革実施計画」を受けて、20数年を経て、2015年3月に「流通・取引慣行ガイドライン」を改正しました。
  • このセミナーでは、@営業と物流の取引慣行を問題提起するとともに、A公正取引委員会の独占禁止法の政策を理解した上で、B取引慣行の変革の方向について提案します。

要点・構成

要点
  • 小売業・卸売業の上位集中化に対応した営業政策のあり方の検討
  • 研究協力メーカーの実績データ分析に基づく物流政策の課題と対応の検討
  • 公正取引委員会ご担当者から「流通・取引慣行ガイドライン」等の解説
  • 流通構造・流通政策の変化に対応するチャネル戦略・取引制度整備の検討
構成

セミナーの内容

営業上の取引慣行の変革
  • 流通構造が変化するなか、営業上の取引慣行は従来のままになっています。今後の流通構造を見通して、取引慣行を変革し、営業の生産性を向上させることが重要です。
  • このセミナーでは、営業上の取引慣行を選択型の営業政策、マーケットシェアの獲得、需要の創造に向けて改革する必要性について報告します。
物流上の取引慣行の変革
  • 納品までの物流コストが売り手負担のため、買い手は高サービスを要請できます。しかし、トラックドライバー不足は常態化しているため、輸配送活動を効率化することが重要です。
  • このセミナーでは、効率化を阻害する物流慣行について問題提起するとともに、研究協力メーカーの実績データ分析に基づく具体的な知見を提示します。
公正取引委員会の独禁政策
  • 優越的地位の濫用は、独占禁止法において不公正な取引方法の一つとして禁止されており、2010年の改正に伴い法定化されたため、課徴金の対象になりました。
  • このセミナーでは、優越的地位の濫用行為の内容とその具体的な事例について報告します。

  • 流通・取引慣行ガイドラインは独占禁止法の運用指針です。日米構造協議を契機に1991年に策定され、このたび経済再生に向けた「規制改革実施計画」(平成26年6月24日閣議決定)を受けて、一部改正しました。
  • 改正点は、@垂直的制限行為の適法性判断基準の明確化、A再販売価格維持行為の「正当な理由」の明確化、B流通調査自体の適法性の明記、C選択的流通の適法性判断基準の明確化です。
  • このセミナーでは、ガイドラインの内容と今回の改正点を中心に報告します。
流通チャネル政策の変革
  • 営業・物流の取引慣行問題を総括し、取引慣行問題の解決策の方向性を提示します。
  • 「流通・取引慣行ガイドライン」の実務的解釈を加え、非効率な取引慣行を是正するための取引制度の整備の方向について報告します。

プログラム

時間 テーマ/内容/報告者
13:00-13:50 流通の構造変化に伴う取引慣行の変革の必要性
  • 全方位型の営業から重点企業との取組強化型の営業へ
  • インストアシェア重視からエリアマーケットシェア重視へ
  • 需要に合った提案から需要を創造する提案へ
公益財団法人流通経済研究所 専務理事 加藤弘貴
14:00-14:50 物流取引の問題の実態と効率化に向けた変革の方向
  • 今後も続くドライバー不足に対して輸配送効率の向上は急務
  • 多頻度小口だけではない低積載率納品の要因となる取引慣行
  • 物流上の取引慣行を見直したときの効果試算
公益財団法人流通経済研究所 研究員 木島豊希
15:00-16:30 優越的地位の濫用にかかる近年の違反行為・事例
  • 独占禁止法における優越的地位の濫用の位置づけ
  • 優越的地位の濫用行為の内容
  • 優越的地位の濫用の事例
公正取引委員会事務総局
経済取引局 取引部 企業取引課 総括補佐 寺西 直子 氏
『流通・取引慣行ガイドライン』の内容と今回の改正点
  • 独占禁止法における流通・取引慣行ガイドラインの位置づけ
  • 流通・取引慣行ガイドラインの内容
  • 流通・取引慣行ガイドラインの今回の改正点
公正取引委員会事務総局
経済取引局 取引部 取引企画課 課長補佐 岡田 律子 氏
16:40-17:30 流通構造・流通政策の変化と取引制度整備の方向
  • 営業・物流の取引慣行問題の取りまとめ
  • 「流通・取引慣行ガイドライン」の実務的な解釈
  • 取引慣行を見直すための取引制度の変革
公益財団法人流通経済研究所 常務理事 高橋佳生

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