これからの食品流通の展望と戦略課題
〜食品DSと高級SMが伸長する英国食品小売業の変化に学ぶ〜
開催日 2015年3月6日(金) 13:30〜17:30
会場 ホテルグランドヒル市ヶ谷
東京都新宿区市谷本村町4-1
(JR線・地下鉄各線 市ヶ谷駅徒歩3分)
参加費 1名様につき:税別35,000円(税込37,800円)

お申し込みは終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

セミナーのポイント

  • 英国の食品流通は、テスコをはじめ有力スーパーが価格と価値の両面から競争しており、今後の日本の先行指標として注目すべきです。
  • 英国では近年食品DSと高級SMが成長する一方で、スーパーの優良企業であるテスコの業績が伸びなくなっています。
  • そこで、本セミナーでは、英国の食品流通研究所(IGD:The Institute of Grocery Distribution)よりテスコ出身の専門家を招聘し、食品小売業で何故このような変化が生じているか直接報告いただくこととしました。
  • また、IGD研究者と食品小売業(ヤオコー)実務家を交えたパネルディスカッションを行い、日本における食品流通の展望と戦略課題を検討してまいります。

参加をお勧めしたい方

食品流通に関係する以下の皆様のお勧めいたします

  • 食品小売業(GMS、SM、CVS)の経営企画・営業企画スタッフ
  • 食品メーカー、食品卸売業の経営企画・営業企画スタッフ
  • 英国の食品流通の最新の変化を理解したい方

本セミナーのねらい

 英国の食品流通市場ではこれまで大きなシェアを保持してきたテスコ等の大手スーパーがシェアを落としはじめている一方、アルディ等の低価格販売を武器にするディスカウンターや、ウェイトローズ等の高級スーパーのシェアが伸長しています。
 下図は、1994年から2014年までの、英国食品市場における各小売業のシェアを表したものです。これによると、ディスカウンターであるアルディやリドルのシェアが大幅な伸びを示す一方で、大手スーパーであるテスコやセインスベリー、モリソンズなどのシェアは減少傾向にあります。

 日本の流通の今後を考える上で、英国のディスカウンターや高級スーパーの伸張による流通構造の変化には注目すべき点が多いと言えます。日本でも消費税の増税による可処分所得の実質的な減少などにより、商品価格の安いディスカウントストアでの買物需要が高まっています。また英国の流通の特徴であるPB比率の高さについても日本が英国の状況に近づきつつあると捉えることができます。
 (公財)流通経済研究所では、上記のような背景から英国有数の流通専門シンクタンクであるIGDの研究者を招聘するとともに、日本の有力食品小売業であるにもご参加頂き、日本の流通の今後を展望するセミナーを企画しました。
 本セミナーは、英国有数の流通専門シンクタンクの声を直接聴講できるまたとない機会です。日本の流通変化に的確に対応したいと考えるメーカー、卸売業、小売業の皆様のご参加をお待ち申し上げております。

プログラム

時間 講演内容
13:30〜14:30 なぜ英国食品流通に注目すべきなのか
−英国流通の特徴と日本との対比
  • 上位集中度やPB比率の高さ、ネットスーパーの発展など英国の食品流通市場の特徴を整理し、米国や日本の流通との違いを確認します。
(公財)流通経済研究所 主任研究員 神谷 渉
14:30〜14:45 休憩
14:45〜16:15 2015年の英国市場―上位スーパーとディスカウンターの戦い
(The UK market 2015―the big 4 vs. the discounters)
  • 英国の流通シンクタンク、IGDから、テスコ出身のNick Miles氏にご登壇いただき、英国で繰り広げられている大手スーパーとディスカウンターとの競争の現状、高級スーパー躍進の要因や大手スーパーのディスカウンターへの対抗策などを紹介いただきます。
IGD Asia-Pacific Region Manager Nick Miles氏
(逐語通訳)
14:30〜14:45 休憩
16:30〜17:30 パネルディスカッション―これからの流通変化の展望と戦略課題
  • IGDのNick Miles氏とLaura May氏、日本側から食品スーパーとして好調な展開を行っているヤオコーの営業企画部長兼情報システム部長の戸川氏にご登壇いただき、次のようなテーマでパネルディスカッションを行います。
     ・日本の成長食品小売業の戦略と対応
     ・英国との比較による日本の食品小売業の対応方向
      (PB、価格対応、付加価値訴求など)
IGD Asia-Pacific Region Manager Nick Miles氏
IGD Senior Business Analyst Laura May氏
株式会社ヤオコー 営業企画部長兼情報システム部長
戸川 晋一氏
(公財)流通経済研究所 専務理事 加藤 弘貴
(一部逐語通訳)

※都合により、プログラムを変更する場合がございます。あらかじめご了承ください

IGDについて

IGD(The Institute of Grocery Distribution)は、 イギリスの非営利の流通専門シンクタンクです。
流通や消費者調査、トレーニングなどを行い、会員は約600社にのぼります。ボードメンバーには、テスコやアズダなどの主力小売業に加えて、P&Gやユニリーバ、ネスレなどのグローバルメーカーが名前を連ねています。
ウェブサイト:http://www.igd.com/

Nick Miles氏
小売業の戦略や業態のトレンドに関する調査を担当。
テスコ出身。テスコでは調査部門に所属し、出店モデルの構築などを実施。

Laura May氏
アジア地域での小売業の動向調査を担当。
ケンブリッジ大学卒業、日本への留学経験あり。

お問い合わせ先

公益財団法人 流通経済研究所 (担当:中田、地田(ちだ)、神谷)
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル
TEL:03-5213-4531 FAX:03-5276-5457