小売業戦略セミナー
「今求められるリアル店舗の活性化」
−値引きだけではない、買物価値で顧客満足を高める−
開催日 2014年6月20日(金)10:00〜17:00
会場 アイビーホール
東京都渋谷区渋谷4丁目4-25(東京メトロ 表参道駅より徒歩5分)
受講料 お一人様 50,000円 (税抜)
対象者 ・消費財メーカー・卸売業で食品スーパーの販促企画提案に関わる方
・小売業でプロモーション企画に関わる方
・広告代理店、SP企業でメーカー・卸売業・小売業への企画提案に関わる方
※一部の業種の方のお申し込みをお受けできない場合がございます。
   あらかじめご了承ください。
キーワード 価格競争脱却、リアル店舗活性化、情緒的価値、ストア・ロイヤルティ、
メーカーのブランド活性化、売場で取得した映像データ

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多数のお申し込みありがとうございました。

講演者

  • サミット株式会社 代表取締役社長 田尻 一氏
  • 株式会社ハローデイ 常務執行役員営業本部長 仲村 浩一氏
  • 公益財団法人流通経済研究所 評議員/早稲田大学商学学術院 教授 守口 剛
  • 公益財団法人流通経済研究所 研究員 石橋敬介
  • 公益財団法人流通経済研究所 研究員 三坂昇司

セミナーのねらい

 食品スーパーを取り巻く競争環境は、ますます厳しさを増しています。近年では同業態との競争だけでなく、異業態との顧客の奪い合いもあり、食品スーパーは低価格競争という消耗戦にさらされています。また、Eコマースの拡大により、さらに店舗は大きな脅威にさらされています。インターネット上の店舗は低価格を実現できる仕組みが構築可能であり、低価格競争の厳しさは今後さらに強まると考えられます。
 こうした中、食品スーパーは低価格だけではなく様々な価値を提供することが必要になります。本セミナーでは、食品スーパーが提供できる「買物の楽しさ」という価値に焦点を当て、競争優位を築くための戦略を検討します。

セミナーの背景・目的

 厳しい競争を勝ち抜く優位性を持つためには、小売業は「差別化」され、ショッパーの支持が得られる店舗を作る必要があります。小売業にとって差別化の要素は品質、品揃え、接客、衛生、利便性、活気、コミュニケーションなど多様に存在し、これらを高めることで低価格でなくともショッパーに選択される店舗となります。
 インターネット上の店舗は低価格であるだけでなく、利便性と品揃えという点でリアル店舗に優位性を持ち、差別化されています。そのためリアル店舗が今後競争優位に立つためには、他の要素で差別化する必要があります。また、低価格業態との競争という意味でも、様々な要素で差別化が求められます。
 このような背景のもと、どのようにリアル店舗ならではの競争優位を築き、店舗を活性化するかを検討することが、本セミナーの目的となります。

セミナーの概要

 ショッパーが買い物をすることで得られる価値は、「実用的価値」と「情緒的価値」に分けられます(下図参照)。本セミナーでは、顧客に買い物の楽しさや刺激を感じてもらうことの価値である「情緒的価値」を訴求することで、競争優位を築く方策を検討します。
 具体的には、情緒的価値を高めることでショッパーの支持を得ている先進的な小売業の事例を紹介します。また、流通経済研究所における店頭実験等の研究成果から、情緒的価値を向上させる売場作りや、メーカーでの活用方法について議論します。

図:買物価値は「実用的価値」と「情緒的価値」に分けられる

プログラム

時間 講演テーマ
10:00〜10:50 【本セミナーの趣旨と問題提起】
小売業における競争環境の変化と今日的課題

小売業における近年の競争環境の変化を整理し、今後小売業が直面する課題を提示します。また、そのような背景の下でリアル店舗の活性化に何が求められるのか、具体的にどのような対応事例があるのかをご報告します

公益財団法人流通経済研究所 研究員 石橋敬介
11:00〜12:00 【小売業の実務家による講演@】
サミットにおける情緒的価値重視の経営、現在と今後

情緒的価値重視の経営を唱えるサミットが、なぜ情緒的価値に着目したのか、どのように情緒的価値を訴求しているのかについてお話しいただきます

サミット株式会社 代表取締役社長 田尻一氏
12:00〜13:00 昼食休憩(昼食は各自お取りください)
13:00〜14:00 【小売業の実務家による講演A】
ハローデイに来れば何かがある、買物の価値を高める売場作り

独創的な店舗づくりで知られるハローデイが、なぜ現在のような店舗運営を始めたのか、具体的にどのように買い物の楽しさを伝えているのか、お話しいただきます

株式会社ハローデイ 常務執行役員営業本部長 仲村浩一氏
14:15〜15:35 【買物価値を高める手法の先進研究@】
ショッパーを惹きつける買物価値の提案
−実用的価値と情緒的価値―

小売業がショッパーの情緒的価値を高めることがストアロイヤルティにつながることや、情緒的価値を向上させる方法などについて、学術的なアプローチからご報告します

公益財団法人流通経済研究所 評議員
早稲田大学商学学術院 教授 守口剛
15:50〜16:50 【買物価値を高める手法の先進研究A】
メーカーができる小売業の情緒的価値向上とブランド活性化

店頭でブランドの新しい価値を訴求することが、ショッパーの情緒的価値にどのような影響を与えるのか、「明治ミルクチョコレート」の事例を中心にご報告いたします。
また、この取組みでは店頭に設置したカメラを利用して、ショッパーの売場内における購買行動への影響も把握しました。合わせてご紹介いたします

公益財団法人流通経済研究所 研究員 三坂昇司
16:50〜17:00 本セミナーのまとめ

※プログラムには若干の変更が生ずる可能性があります。あらかじめご了承下さい。

お問い合わせ先

公益財団法人流通経済研究所
担当:伊藤、三坂、石橋
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21
TEL:03-5213-4532  FAX:03-5276-5457