市場、流通、制度の変化と営業・マーケティング課題
〜消費と流通の今を捉え、先を読む〜

 2012年度下期を迎えるにあたり、市場、流通、制度などの変化の現状を捉え、下期、次年度、さらに中長期の課題を考えることを目的に、下記のようなセミナーを開催させて頂きます。
今回と同様の趣旨のセミナーを2010年9月に開催させて頂きましたが、それから2年間の変化を踏まえ、鋭意ご報告申し上げますので、ご参加下さいますようお願い申し上げます。

開催日時 2012年9月7日(金) 13:00〜17:00
会場 ホテルフロラシオン青山
東京都港区南青山4-17-58
最寄駅: 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」徒歩約6分
報告者 拓殖大学 商学部 教授/(財)流通経済研究所 理事 根本重之
参加費 35,000円 (消費税込み総額)

本セミナーにご参加の皆様には、根本重之講演DVD+流通経済研究所作成プレゼン用データ集CD「消費と流通の先を読む2012」(2012年2月発売、定価税込み20,000円)を1セットずつご提供させて頂きます。
参加対象 メーカー、卸売業、小売業、外食産業、物流業などの方々
上記の業種以外の場合、お申込をお受けできない場合がございますこと、あらかじめご了承ください。

お申し込みは締切ました。
多数のお申し込みありがとうございました。

プログラム

(途中2回程度休憩をとります)

I. 2012年度上期のレビューと展望

−消費市場の変化

  • 消費の女神は、自粛・節約の岩戸を出ているか
  • 注目すべき消費市場の変化から

−小売業態間競争の新たな変化

  • 主力小売業態、主要チェーンの動向から
  • 帰った外資、残った外資、そしてこれからの小売競争

−活発な展開を続けるコンビニエンスストア

  • 惣菜、PB、生鮮、スイーツ、エンターテインメントなどでの積極展開
  • 店舗規模の拡大によってさらにスーパーマーケットの市場を取り込む
  • セブンイレブンは、日販70万円=偏差値70を達成したら何ができるか
  • エンタメをキーにしたローソン、ミニストップ、イオンの連携

−消費税率引き上げの暗雲が迫るなか、また激しくなる価格競争

  • ウォルマート・西友のEDLP・・・大手のPBにNB値下げで対抗する
  • 大手GMS、SMの値下げ・・・大震災後1年を経た低迷、西友対抗、コンビニ対抗

−デジタルチャネルの確実な成長と可能性

  • 走り続けるアマゾン・・・翌日配送、配送料無料の実現
  • 2020年流通総額10兆円を標榜し、物流にも踏み込む楽天
  • アスクルとの資本提携により物流機能強化を目指すヤフー
  • 翌日無料配送機能をもった大手ネット企業は、食品、日用雑貨の扱いを強化する
  • 2020年代は、コンビニとネット大手の時代になる?
II. 市場の基本的な変化と需要開拓の基本的な方向:高齢化への積極対応

−人口構造・世帯類型構造の変化

  • 新しい人口推計:社会保障・人口問題研究所2012年1月推計のポイント
  • 東日本大震災による地域の人口の変化:厳しい福島、早まる首都圏人口のピークアウト

−4つのステージを踏んで深まるととらえておくべき高齢化

  • 2012年:団塊の世代が加わり始め、前期高齢者が大幅増加
  • 2017年:前期高齢者が減り、後期高齢者だけが増加するディープな高齢社会の開幕
  • 2022年:団塊の世代が後期高齢者になり始め、「後期高齢者2000万人時代」が到来
  • 2035年:「超高齢(85歳以上)人口1000万人」時代の到来

−ディープな高齢社会のイメージ・・・ライフステージとフィジカルステージの変化

  • この国の男女は何歳ぐらいまで働くのか
  • 身体能力が落ち、日常生活に支障が出る人が増えるのは何歳ぐらいからか
  • 介護保険をどれくらいの人が受けるようになるのか

−深まる高齢化社会への基本的な対応

  • 既存の商品やサービスの見直し
  • 新商品、新サービス開拓の方向
  • 慎重に行いたい直接的な買物弱者支援と積極的に展開したい間接的な買物弱者支援

−配食サービスの台頭

  • ワタミタクショクのビジネスモデル・・・高い収益性の秘密
  • セブン・ミールサービスの新たな展開
  • 食事を作らず、買いに行かない時代が来る
III. 人口減少市場の基本戦略:全セグメント・全方位戦略と非顧客・未顧客開拓戦略

−高齢層に傾きすぎると顧客ベースが縮小する

−全セグメント・全方位戦略

  • コンビニが巧みに進める全セグメント・全方位戦略
  • 各セグメントの生い立ちや嗜好の差異を踏まえた展開
  • 拒否されないことも重要

−非顧客・未顧客開拓戦略

  • 既存顧客の需要開拓は当然重要・・・優良顧客も2−3割が離脱する
  • 購買履歴データを踏まえた適切なオファーを続ける
  • 非顧客、未顧客の開拓の重要性
  • 未顧客=エントリー層獲得戦略「雪マジ19!」に学ぶ
  • 子ども獲得戦略、新成人獲得戦略、男性獲得戦略、リタイア−層獲得戦略など
  • 街コンやバルイベントなどへの参画も
IV. 制度の変化、情報通信技術の進化などの経営環境の変化にどう対応するか

−消費税率引き上げへの準備

  • スケジュールの確認:2回の仮需、2回の税率引き上げ、2回の需要低迷
  • 2回の税率引き上げにより価格がどうなるかを具体的に考えておく
  • 転嫁は相当難しい
  • 価格表示はどうするか
  • 民主党の転嫁対策・価格表示のあり方検討ワーキングチーム報告書の考え方
  • 下請法の運用強化でPBが鍛えられる
  • 流通業、メーカーの検討課題

−2020年のITと流通

  • 新聞折り込みチラシはなくなっているのが前提
  • GPSによる街の情報空間化、公衆無線LANによる店舗の情報空間化
  • 電子マネー、クレジットによる決済が普通になる
  • 紙のレシートもなくなっている
  • 店舗で住民票や印鑑証明をとるのが普通になっている
V. 災害リスクへの対応と流通、マーケティングの革新

−様々な災害リスクへの備えが必要

−家庭内在庫を積み増しによる災害リスク対応力の上昇

  • 地震によるライフラインの被害予想
  • 消費者の備蓄レベルはまだ低い
  • 備蓄促進のための積極的なプロモーション…防災、減災ではなく生活継続計画の提案
  • 備蓄促進のための積極的な製品開発
  • 備蓄促進のためのチャネル開発、新事業開発

−災害リスクへの対応力を高めるためのサプライチェーン改革

  • 非常時想定在庫の備蓄によるサプライチェーンの強化と取引革新
  • 流通在庫方式による自治体との連携
  • メーカーと自治体との直接連携

−電力・エネルギー問題への対応

  • 固定価格買取制度を利用した流通業の太陽光発電等への参画、進出の動き
  • 固定価格買取制度利用上の留意点

お問い合わせ先

財団法人流通経済研究所 (担当:山田、後藤)
TEL:03-5213-4533