プライベート・ブランドセミナー2010
― 節約・低価格志向が強まるなか、PB市場は拡大したのか?
    今後、PBが目指すべき方向性は? ―
開催日時 2010年3月11日(木)13:00〜17:00
会場 ホテルフロラシオン青山
(東京都港区南青山4-17-58)
最寄駅: 東京メトロ銀座線・半蔵門線 「表参道」駅 徒歩約6分
受講料 お一人様30,000 円(税込み31,500円)
※お申込み受付後、請求書を発行致します。

セミナーパンフレット(PDF)ダウンロード

本セミナーの特徴

  • 2009年のPBセミナー以降のPB市場の最新動向、経営に対する影響や、現在の課題等についてご報告します
  • PBの普及が進んだ状況で、PBの購買動向、選択意識や、売場の印象、今後の購入意向等の変化を探ります
  • NBとの使い分けの状況、NBが主となる商品カテゴリーを明らかにします
  • 「セブンプレミアム」「トップバリュ」のコンビニエンスストア・百貨店における販売など、PBの取扱い業態(チャネル)拡大に対するメーカーのマーケティング上の対応策について、ご説明します
  • PBのあるべき姿、PBの今後の戦略の方向性、および、NBの対PB戦略の方向性をご提案します

参加をお薦めしたい方

■小売業、卸売業、メーカーの経営企画・販売・営業・流通企画担当者
■加工食品、菓子、飲料等のメーカー・卸売業・小売業等の業界の方
■野菜、鮮魚、精肉、果物等の生鮮食品の生産者団体、流通関係の方
■上記業界で、経営企画、営業企画、商品開発の担当者
※上記以外の方でご参加を希望される場合は、ご相談下さい。

プログラム

時間 内容/講師
13:00〜13:40 「日本市場におけるPBの現状と課題点」
  • 最近1年間のPBをめぐる動き
        - 価格強化型PB、他業態への展開(百貨店、コンビニエンスストア)など
  • 主要PBの最新動向
        - 主要PBの最新動向(セブンプレミアム、トップバリュ、コープ等)
        - 決算動向にみる課題点 など
  • 消費者調査に向けた課題と仮説
財団法人 流通経済研究所
研究員 重冨 貴子
13:40〜13:50 休憩
13:50〜15:40 「プライベート・ブランド商品の購入実態調査2010」

◆第1部: 2009年〜2010年のPB購入実態
  • PBに対する消費者の購買行動の変化
        - 購入金額の増減、満足度、「売場」に対する評価 など
  • 主要PB銘柄に対する評価
        - 主要PB銘柄、および「価格強化型PB」の認知・購入状況
        - 「セブンプレミアム」「トップバリュ」の購買チャネル など
  • 商品カテゴリー別 PBの購買状況
        - PBが買われているカテゴリー/買われていないカテゴリー
        - NBとの併買状況の変化 など
財団法人 流通経済研究所
研究員 重冨 貴子
◆第2部: 消費者の買い物に対する態度とPBに対する意識と購買行動
  • 消費者の買い物に対する態度の特徴
        - 買い物態度とPBの利用状況
        - 買い物予算とPBの利用状況
  • PBに対する重視点と買い物に対する態度
        - 買い物態度別のPBの重視点
        - 消費者セグメントを踏まえて、PBに求められる対応策 など
財団法人 流通経済研究所
主任研究員 上田雅夫
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:50 「生協のPB戦略 −コープ商品の開発戦略と今後の課題−」
  • 生協の概要と現状
  • コープ商品のあゆみ
  • 最近の商品開発・MDの動向
  • 今後、生協が目指す方向性と課題点
日本生活共同組合連合会
生鮮・運営本部 本部長 中野 尚義氏
16:50〜17:00 まとめと提言 −今後、PBが取るべき戦略は? NBの取るべき対応策は?

セミナーの背景と概要

◆NBの価格戦略の変化

2008年秋の金融危機以降、原油、及び原材料の価格高騰は収束し、ナショナルブランド(NB)商品の値上げは一段落しました。その後、消費が冷えこむなか、NB商品の価格は低下する傾向にあります。
このような状況で、NB商品とプライベート・ブランド(PB)商品の価格差が縮小し、PB商品は真価が問われる新たな局面を迎えています。

◆PB商品をめぐる動き

この1年、PB商品をめぐる動きには4つの特徴がありました。
@NBに対する価格優位性を保つため、 「トップバリュ」や「コープ」などPB主要銘柄で、値下げが大規模に実施されました。
A他方、消費者の節約・低価格志向に応えるべく、「ザ・プライス」や「スタイルワン」など「価格強化型」PBが発売され、PBのサブ・カテゴリーに広がりが出ています。
BPB中心の品揃えで低価格を訴求する「ディスカウント型スーパー」など、新業態も注目を集めました。
Cコンビニエンスストアや百貨店では、PBの品揃えを強化して新たな顧客層を獲得しています。

◆消費者のPBの購買行動、および、評価の変化

過去2〜3年間にPBの普及が拡大し、消費者にとってPBはなじみ深い存在となりました。しかし、収入の伸び悩みなどを背景として、消費者はNBとPBとの価格差を考慮しつつ、より厳しくPBを選択・購入している可能性があります。上述のような環境変化を踏まえ、特に消費者がどのように感じているかを考慮して、マーケティング戦略を立案・実施する必要がありましょう。
ブームの後、一定時間が経過して商品や売場に「飽き」や「不満」が生じていることも考えられます。今後は、既存PBのリニューアルやPB陳列の増えた売場の活性化が重要な課題となるでしょう。

◆今後のPBの成長戦略と、メーカーの対応戦略

この1年は、PBの「価格面」が注目を集めました。  しかし、 (財)流通経済研究所では、価格以外の面でPBがどのように消費者ニーズに応えていくかということも、今後のPB市場の成長性を決する重要なポイントだと考えています。
そこで、このような認識を持ちながら、2009年PBセミナー後のPB市場の現状を正しく認識し、小売業のPBが今後とも消費者から支持されるための戦略はどうあるべきか、小売業はPBとNBの使い分けをどのように考えるべきか、さらにメーカーのPB対応戦略はどうあるべきかをテーマに、セミナーを開催致します。

インターネット調査の概要

◆「スーパーマーケット」の利用状況
  • 最近1年以内の利用店名
  • 最近1年間に、最もよく利用した店名
◆「PB」の認知/購入について
  • PBの銘柄認知率
  • 最近1年間の「食品/日用雑貨」のPB購入経験率/リピート率/最頻購入銘柄
  • 最近1年間の「食品/日用雑貨」PBの購入増減
  • 「食品/日用雑貨」PBに対する意識・態度/買い物行動
◆最近1年間に「最もよく買った」PBについて
  • 最近1年間の「食品/日用雑貨」最頻購入PBの購入増減と、その理由
  • 「食品/日用雑貨」最頻購入PBへの満足度
  • 「食品/日用雑貨」PB購入時の重視点
  • 詳細項目別 「食品/日用雑貨」最頻購入PBへの満足度
◆商品カテゴリー別「最頻購入PB」の購入状況
  • 最近1年間の「食品/日用雑貨」最頻購入PBについて
  • 商品カテゴリー別 購入率/リピート率/今後の購入意向率
  • 商品カテゴリー別 非リピート理由/NB・他のPBとの併買状況/満足度
◆スーパーの「売場」について
  • 最近1年間の「最頻利用スーパー」における、PBの陳列増減
  • PBが増えたことによる、買い物行動の変化
◆「PB商品」の今後の購入意向
  • 「食品/日用雑貨」最頻購入PB 今後の購入増減
  • 「食品/日用雑貨」PB全体の、今後の購入増減
  • PBに対する要望・意見(自由回答)
◆買い物に対する意識・行動
◆調査対象
  • 20歳以上の既婚女性で、最近3ヵ月以内にスーパーマーケットを一定頻度以上〔GMS: 月2〜3回以上、SM:週1回以上〕利用した人1,000人を対象
  • 居住地: 首都圏、及び東北地方の一部
◆調査方法及び時期
  • マクロミル社のパネルを使ったインターネット調査
  • 2010年1月実施

お問い合わせ

財団法人流通経済研究所
流通MK推進室(担当:山田、重冨)
住所:〒141-0031東京都品川区西五反田7-23-1 第3TOCビル11階
電話:03-3494-2671 FAX:03-3494-2455