流通大会2009
日本の流通2020年への課題
− 2010年〜2020年の流通・マーケティングを展望する −
日時 2009年 11月9日(月) 10:00〜17:00
2009年 11月10日(火) 9:30〜16:30
会場 目黒雅叙園
東京都目黒区下目黒1-8-1
特別協力 財団法人流通システム開発センター
後援 日本商工会議所、 東京商工会議所、 日本小売業協会、
日本チェーンストア協会、 日本ボランタリー・チェーン協会、
日本卸売協会、 日本食糧新聞社

流通大会2009のテーマ

西暦2000年代最初の10年が終わり、次の10年が始まろうとしています。この10年流通システム全体に変革をせまる、未曾有の環境変化が起きてきましたが、今後もそうした変化は多元的に進むものと考えられます。流通大会2009では、中長期的視点に立って、変化に立ち向かう流通の課題と戦略展開について考えます。

◆ 2010年以降の流通を取り巻く環境に押し寄せる3つの波 ◆

1.『ビッグディールM&Aによる業界再編』・・・産業構造の転換へ
厳しい競争環境に晒された流通業は、企業間の合従連衡によって業界再編を行い、企業の体質強化を行ってきました。今や小売業のみならず大規模なメーカー同士の連携や経営統合が積極化しつつあります。国内消費の限界感と、海外市場への展開をすすめるため、従来の枠にとらわれないビッグディールによる業界再編が、メーカー・流通の産業構造を転換させていく予感をもたらしています。

2.『政策の変化、公的制度変更』・・・企業経営への影響大
2009年は医療制度改革の一環としての改正薬事法が施行される等、高齢化社会を見据えた制度改革が進行しました。一般医薬品の取り扱い規制緩和は、流通に大きな変化をもたらしつつあります。また、政権交代によるさまざまな政策の変化による影響も考えられます。

3.『情報インフラ・システムの変化』・・・購買行動、マーケティングの変化へ
2011年7月にはテレビ放送が地上デジタル方式に完全移行します。メディアと消費者の関係性も変化し、消費経済に与える影響は徐々に広がっていくことでしょう。このような数々の変化に、メーカーや流通業はどのように備えていくべきなのでしょうか。

第1日 11月9日(月)プログラム

時間 統一会場
10:00〜10:10 ご挨拶と問題提起
財団法人流通経済研究所 理事長 宮下正房
10:10〜11:05 戦略提言1「日本の流通2020年への展望」
明治大学大学院教授 財団法人流通経済研究所 理事 上原征彦
11:15〜12:30 特別講演「コカ・コーラカスタマーマーケティングの販売戦略と
2020年への課題」
コカ・コーラカスタマーマーケティング株式会社
代表取締役社長 井辻秀剛氏
12:30〜13:30 昼食懇親会
13:30〜14:45 特別講演 「ドラッグストアの将来とスギ薬局グループが描く
2020年への経営戦略」
(仮題)
スギホールディングス株式会社
代表取締役社長 米田幸正氏
14:45〜15:00 休 憩
15:00〜16:15 戦略提言「市場、制度、流通の変化と対応」
−想定される7つの変化と考えておくべきこと
拓殖大学教授 財団法人流通経済研究所 理事 根本重之
16:15〜17:00 2020年に向けた製配販コラボレーションの課題
財団法人流通経済研究所 専務理事 加藤弘貴

第2日 11月10日(火)プログラム

A会場
A-1「2020年を超えても生き続けるブランドとは?」
9:30〜10:15 ロングセラーブランドと店頭での販売展開方法
  • なぜロングセラーブランドが減っているのか
  • ロングセラーブランドの発売1年目、2年目の店頭での売り方は?
  • 「売上を作る」ための売り方と「育てる」ための売り方の違いは?
財団法人流通経済研究所 主任研究員 寺本 高
10:15〜11:00 ロングセラーブランドと消費者
  • 日本独自の概念〜ロングセラー〜
  • ロングセラーブランドを買っている人は誰?
  • ロングセラーになるかどうかの予測方法
慶應義塾大学教授/財団法人流通経済研究所 客員研究員 清水 聰
11:10〜12:20 ロッテブランドの鮮度維持戦略
  • 商品開発の基本的な考え方
  • ロッテのブランド管理
  • ショッパー・インサイトのブランドへの反映
株式会社ロッテ 商品開発部 部長 荒生 均氏
12:20〜12:30 本セッションのまとめ
財団法人流通経済研究所 主任研究員 寺本 高
A-2「インターネットの日常化がもたらす消費者、流通、マーケティングの変化」
13:30〜14:50 「インターネットの日常化がもたらす消費者、流通、マーケティングの変化」
  • デジタル時代のメディアの変化とマーケティングの対応
  • 消費者の行動(特に買い物)に影響を与えるインターネットの日常化
  • 新しい時代に対する、流通の今後と製・配・販の対応
財団法人流通経済研究所 主任研究員 上田 雅夫
15:00〜16:20 「デジタル・プラットフォーム時代のマーケティング戦略」
  • デジタル情報技術の発達により変化した生活者、企業のネットワーク
  • 生活者、企業のネットワークの変化から生じた新しい事業環境の特徴
  • 新しい事業環境に適応するためのマーケティング戦略の要件
株式会社電通ネットイヤーアビーム 代表取締役社長 及川 直彦氏
16:20〜16:30 本セッションのまとめ
財団法人流通経済研究所 主任研究員 上田 雅夫
B会場
B-1「2020年に向けて加速する流通・消費財業界の海外展開」
9:30〜9:50 製配販の海外展開を展望する
  • 海外戦略が事業の根幹になり始めた日本の製配販
  • 海外展開で生き残れる小売業、撤退する小売業
  • 海外事業における製配販連携の可能性
財団法人流通経済研究所 主任研究員 神谷 渉
9:50〜10:50 株式会社ファミリーマートの海外展開戦略
  • 海外展開 〜パン・パシフィック構想〜
  • ファミリーマートがアジアと米国での海外展開で学んだこと
  • 海外展開の今後の方向性
株式会社ファミリーマート 常務取締役・常務執行役員AFC事業本部長
井上 史郎 氏
11:00〜12:30 花王の目指すアジア一体運営(販売部門)
  • 今、なぜアジアなのか?
  • 花王販売部門のアジア一体運営
  • 事例紹介
  • グローバルで働く、ということ
花王株式会社グローバルビジネス開発本部
グローバルカスタマーマーケティンググループ部長
木下 真也 氏
B-2「流通情報システムの発展 2020年へ向けての課題」
13:30〜14:25 「流通システムの発展 2020年への課題」
  • バーコードや企業間ネットワークの進展により、経営戦略は大きく変貌
  • 電子タグやモバイルの利用により、より高度なSCMと効率的な経営への期待
  • IT化の進展は今後どのような経営戦略を可能ならしめるのか
財団法人 流通システム開発センター 理事 斎藤 静一氏
14:30〜15:25 「ベイシアにおける『食の安全・安心』への挑戦」
  • 『食の安全・安心』に対する消費者の関心の高まり
  • 「コード128」の運用実績を含めた 『食の安全・安心』に対するベイシアの取り組み
  • 「GS1データバー」実証実験の検証結果と流通業界にもたらす「変化」の可能性
株式会社ベイシア 流通技術研究所長 重田 憲司氏
15:30〜16:25 「RFIDを活用した医薬品のチェック&トラックシステムによる物流改善」
  • エーザイ物流鰍フRFIDを活用した医薬品のチェック&トラックシステム
  • RFIDの活用による高品質維持と効率化
  • 患者投与の調剤包装単位までを視野に入れ、医療過誤防止を目的とした将来の姿
エーザイ物流株式会社 厚木センター副センター長 村井 博行氏

会場

目黒雅叙園
(住所:〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1、電話:03-3491-4111)
目黒駅(JR山手線西口、目黒線、南北線)より行人坂を下って徒歩3分、権之助坂を下って徒歩5分
http://www.megurogajoen.co.jp/index.php

お問い合せ

ご不明点は、下記担当者までお問い合わせください。

財団法人流通経済研究所 流通大会事務局
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-23-1 第3TOCビル11階
TEL:03-6812-8652(事務局直通) FAX:03-6812-8698